バイクを乗る上でオイル交換は非常に重要!グロムに使用できるオイルをまとめてみました!

 

なぜか突然ワタリガニの味噌汁が食べたくなった ですこんにちは。

イゼ

ダシが・・・素晴らしい!
すごく寒い日に飲むとまた格別・・・!

はち

さて今回はオイル交換をする際、グロムに使えるオイルをまとめてみました!

オイルの役目、オイル交換内容自体はこちらをどうぞ

オイル交換やってみたいけど、どれを買えばいいの?

用品店やネットを見ると、とにかくたくさんのオイルの種類・・・・

星の数ほどあるんじゃなかろうかというぐらいの種類がありますよね。

イゼ

星の数ほどはないけどね!
黙れ

はち

グロムはホンダのバイクですが、「ホンダのオイルならどれでもいいの?」という疑問があると思います。

答えは「NO」で、ホンダのオイルと言っても車用とバイク用、オートマ用のオイルやCVTのオイルにミッションオイルなど色々なオイルがあります。

そしてそれぞれのオイルにはそれぞれの性能、役割があり、「この場所はこのオイル」という事が決まっているので、用途に応じたオイルを選ばなくてはいけません。

とは言っても一度覚えてしまえばどれを買えばいいかはわかりやすいので、この機会に覚えてしまいましょう!

バイク用オイルと車用オイルの違い

まずは大前提として「二輪車用」とか「Motorcycle」などと書いてあるオイルを選びましょう。

車とバイクのオイルってやっぱり違うの?

はち

イゼ

構造がだいぶ違うので、通常の車用オイルを入れるとクラッチが滑ったりする不具合が出るみたい

こちらは基本的な車のエンジンとミッションを私クオリティで表したものです(

エンジンにはエンジンオイル、ミッションにはミッションオイルを入れて内部を潤滑しており、お互いが完全に別区画で動いています。

対してこちらはバイクのエンジンとミッション。

車と違ってエンジンとミッションが同じ区画にあり、エンジンオイルだけでエンジンの潤滑とミッションの潤滑の両方をこなしています。

なのでエンジンだけを潤滑すれば車用オイルより、エンジンとミッション両方を一つのオイルで潤滑するバイク用の方が高負荷に耐えられるように出来ています。

イゼ

だからと言ってバイクの方が性能が良いとか車が性能が悪いとかそういう意味ではないです
「コレにはこのオイル」という適材適所ってやつだよね!

はち

オイルに表示されている記号について

こちらはグロムの純正推奨オイルの「G1」という名前のオイルですが、色々な記号が書いてありますね。

その中でも一番見た事のある記号

10W-30

多分見たことあるけど一体何の数字だかわからないという方が多いと思います。

こちらは

10W と 30 に分けられます。

最初に10の直後の「W」ですが、「Winter」、つまり冬という意味で、冬でも使えますよーということを表しています。

そしてWの前の「10」は、低温でどれだけ固まりにくい特性かを表しています。

例えば

10W→-25℃まで
5W →-30℃まで
0W →-35℃まで

使えますということですね。

数字が小さい方がエンジン始動時の負荷が少なく、燃費も良いです。

そして10Wの後の「30」ですが、こちらは高温時(100℃)の時のオイルの粘度を表しています。

オイルは温度が上がり過ぎると化学変化を起こして粘度(とろみ)が無くなりシャバシャバになってしまい、潤滑性能が失われてしまう現象があるのですが、それを防ぐためにも自分の使用用途にあったオイルを選ぶことが重要です。

あくまで目安ですが、30だと外気温30℃前後、40だと外気温35℃~40℃まで対応しているという意味です。

API規格

SLとかSMとか書いてあるやつですね!

時代と共にオイルも発達し、発達とともに記号も変わっていきました。

最初はSAから始まり、SB、SC、SD・・・・と発達していき、現在はSNまであるようです。

グロムだとSL、SM、稀にSNという感じのオイルが多いです。

JASO規格

MAとかMA2とかそういった記号のことです。

【MA】
高い摩擦特性で、MT車によく使われる

【MA1】
MAの摩擦特性の範囲内で粘度を低めにした物で、MA1指定の場合は必ずMA1オイルを使う

【MA2】
MAの摩擦特性の範囲で粘度を高めにした物で、MA2指定の場合は必ずMA2オイルを使う

【MB】
摩擦特性が低く、スクーター等に使われる

逆に言うと、グロムにはMB規格のオイルは入れてはだめだということですね!

オイルの種類

鉱物油

化学合成油

部分合成油

オイルはこの三種類に分かれており、それぞれ特徴があります。

【鉱物油】

メリット
・安価
・一番一般的で、どこでも手に入る
・通常使いであれば鉱物油で全く問題なし

デメリット
・熱に弱い
・極端に言えば精製が粗削りなので、燃費や始動性は化学合成油に及ばない

【化学合成油】

メリット
・複雑な精製工程を経て、可能な限り不純物を取り除いた高純度なオイルなので、始動性も良く、耐熱性も高いのでオイルの劣化がしにくい
・高品質

デメリット
・非常に高価

【部分合成油】

メリット
・鉱物油の安価さと化学合成油の高品質を両立
・基本は鉱物油で、最低20%以上化学合成油を混ぜたもの。性能と価格のバランスが良い感じ
・お互いの足りない部分を補っておりバランスが良い(鉱物油は耐熱温度や始動性に難、化学合成油は価格に難)

デメリット
・化学合成油に性能は及ばない

 

こんな感じでオイルは大別されますが、

高いオイル=オイル交換しなくていいわけではないので注意!

化学合成油を入れたから2万キロとか余裕!よりも、安価な鉱物オイルをこまめに交換していた方がよっぽどエンジンには優しいです。

イゼ

車ですが前にいた職場で新車から6万キロオイル交換をしなかった方は、初めてのオイル交換でエンジンのオーバーホールをしなくてはなりませんでした(
逆に言うと6万キロ持つのが凄い

はち

ですので化学合成油をこまめに変えるというのが最強ですが、出費も悪魔的になりますので、自分のお財布と相談するのが大事ですね!

これらを踏まえてオイルの紹介です!

いろいろあるので種類別にご紹介!

鉱物油

【HONDA ウルトラG1】

10W-30 MA SL


いわずと知れた?グロムの純正推奨オイル!

普通に乗っている方はとりあえずこれを入れとけば間違いないです!

【YAMALUBE スタンダードプラス】

10W-40 MA2 SL


こちらはまさかのYAMAHA純正オイル!

「グロムだけどYAMAHAのオイル入れてる俺マジシビれる」

という天邪鬼な方におすすめ!

いや粘度が高めなので夏に良いかもですね!

部分合成油

【HONDA ウルトラG2】

10W-30 MA SL

 

10W-40 MA SL


いわずと知れたホンダ純正オイr

G1は鉱物油だけどG2は部分合成油

ワンランク上の体験をしたいあなたに!

10W-30と10W-40があるので、夏と冬で使い分けてみては!

【YAMALUBE スポーツ】

10W-40 MA2 SL


はいまた出てきましたYAMALUBE!

ホンダでは満足できないわがままなあなたにぜひどうぞ!!

ただこのオイルって・・・

4L缶があるんだよねぇ・・・

ホンダは1L缶か20L缶のどちらかしかないので、4L缶は非常に惹かれるものがある・・・

化学合成油

【HONDA ウルトラG3】

10W-30 MA SL

 

ホンダ純正の10W-30の最高峰!化学合成オイルのG3!

ちょっとお高いけど入れてみる価値あり!新たなシフトフィーリングが体感できるかも!?


【HONDA ウルトラG4】

0W-30 MA SL


低温始動も楽々&燃費も向上するかも?結構お高いホンダ純正ウルトラG4!

入れたことないけどここまでくるとだいぶ違うんだろうな・・・

【YAMALUBE プレミアムシンセティック】

10W-40 MA2 SL


ヤマハの化学合成油!相変わらず化学合成油は入れたことがないけど、 いつかは一回でもいいから入れてみたい・・・!

【MOTUL 5100】

10W-40 MA2 SL


二輪車での有名どころ、誰もが一度はあこがれるMOTUL(モチュール)!

こちらのお手頃な化学合成油がこの5100ですね!

【MOTUL 7100】

10W-40 MA2 SN


はい出ましたまさかのSN規格。高性能オイルで定価は3,000円/Lを超してきます。

なんか一度入れてしまうと戻れなくなりそうな気が・・・(

【MOTUL 300V Factory Line Road Racing】

10W-40 MA API規格表示なし


ぐ、グロムにここまで必要あるかと思うぐらいの逸品。価格は定価で4,000円/Lを超すレベル。

もはやAPI規格の表示もない。怖くて入れられない(財布的に

ここまでオイルを紹介してきて

迷ったら純正!これは間違いありません。

ただやはりこだわってくるとどうしても高品質な物を入れたくなる気持ちは非常にわかりますので、お財布と相談しながらオイルを選んでくださいね!

高いオイルには高いなりの理由がありますので、是非体験してみてください!

随時オイルの種類について更新していきますね!

イゼの一言まとめ

いつかはMOTUL(

次はG2でも入れてみるかな・・・

それではまた!