英語が全く喋れないイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。
さて皆さんは苦しいのはお好きでしょうか?
多分ほとんどの方は苦しいのが嫌だと思います。
ドMな方はむしろご褒美になると思います。知らんがな。
バイクも人間も、活動する上で空気が必要になるのですが、今回は空気を吸い込む時にとても大事な部分、エアクリーナーについてのお話になります。
エアクリーナーってなんじゃい
直訳すると空気掃除。
はい。頭の悪い説明ありがとうございます。
まあでもこの名前の通りなんです。
空気を吸い込む際にエンジンに余計なゴミなどが入らないように、空気の通り道にフィルターが設置されていて、そこで葉っぱや虫などが入らないように防いでくれいているんです。
人間で言うとマスクですね。
それも使い続けているとどうしてもゴミが溜まって詰まっていき、どんどん吸える空気の量が減ってしまって苦しくなり、バイクの調子が悪くなってしまうので、たまに見てあげないといけないということですね!
グロムのエアクリーナー(以後エアクリ)は非常に簡単に着脱できるので、こちらも入門用のメンテになりますので初心者の方でも簡単に確認ができます!
それでは順番に説明していきますね!
グロムのエアクリーナーの位置はここだ!
グロムを正面から見て、赤丸&矢印部分のところにエアクリがあります。
が、このままじゃフロントフォークが邪魔で何も見えませんので、ハンドルをどちらかの方向に全開にきります。
そうするとこんな感じにプラスチックのケースが見えてきますので、この中にエアクリが入っています。
こちらを外していくのですが、今回使う工具がこちら。
なんと+ドライバーが二本だけ。
ネジが若干狭い所にあるので短いドライバーが必要なのですが、短い方はスタッビドライバーという名前のドライバーです。そんなに高いものではないので、一本あるとすごくたまに役立ちます。
エアクリカバーのネジを外していきます
向かって左側に4本。
向かって右側に4本。
の、合計8本ありますので気合で外していきましょう。
地味に指が疲れます(
ドライバーを当てて緩めていきます。押し7割回し3割を心掛けるとネジの頭をナメにくいですよ!
もう外れる!という状態になったら指をネジに添えてネジが落ちないようにしましょう。
写真では撮影の都合上片手でやってますが、両手が使えるなら両手を使った方が落ちません。
実はこんな些細な事がすごく重要だったりするのです・・・。
ちなみにスタッビドライバーはこんな風に通常のドライバーでは入らない、狭い場所のネジを緩めるのに重宝します。
そして外したネジは分かりやすく並べておくと良いですね!
ネジを全部外し終えるとエアクリカバーがずれました!
ずれない場合は、ちょっと力をこめてゆすったりするとずれます。
それでも外れない場合はネジの外し残しがないか確認し、それも無いようであればプラスチックハンマー等で軽く叩いてみるのも効果的です!
いよいよエアクリ本体とご対面!
なんじゃこりゃあ
というのがエアクリを初めて見る方の感想かと思われます。
とりあえず真ん中にネジが一本あるので緩めます。
とれました!
こちらが純正のエアクリです!
ここで空気中のゴミをろ紙でガード&からめとります。
・・・まだ走行3000kmぐらいなのでえらい綺麗です。汚れているとかなり真っ黒になり、落ち葉や虫が入ってたりします。
残念ながら湿式タイプのエアクリは掃除しての再使用ができません。せいぜい逆さにしてトントンしてゴミを出すぐらいなので、ある程度汚れたら交換しましょう。
こちらは裏側。表側でゴミが取り除かれた綺麗な空気がここから出てエンジンに向かいます。
逆に言うと、取り付ける際にこちら側はエンジン側ということですね。
こちらはエアクリを外した後の車体側の写真。
矢印のように、外気の汚れた空気が右側から入り、真ん中でエアクリを通ってゴミを取り除き、左側のエンジンに綺麗な空気を運ぶような流れです。
そして今回は汚れてなかったので、トントンしてそのまま組み付けます!
外した逆の手順でエアクリを組み付けよう!
ぴったりはまる位置を探してはめ込み
真ん中のネジを締めます。
しっかり留められました!
次にカバーをつけるのですが、恐らくなかなか入れ辛いと思います。
そういった時にはハンドルを左右に切りつつ、知恵の輪の要領で上手く入る場所を探してください。外れたわけだから入るはずですので諦めずに頑張ってください!
きちんとカバーがはまったら、今度はネジを締めていきます!
ネジを締める際には、こんな感じに内側から外側に、締めたネジの対角線のネジを締めるのが基本となります。
こうすることで、均等にしっかり固定できるようになりますし、外側からやっていくときちんとはまらない場合もあります。
全部締め終ったら、もう一度一周して締め具合を確認します。
これが全部終われば完了!
お疲れ様でした!
イゼの一言まとめ
「基本に忠実に」は本当に大事!
それではまた!