一度は聞いたことがある?「プラグ」という部品。この部品の役目と交換方法を紹介!

脂が乗ったブリの刺身の旨さはヤバイですイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。

バイクや車が好きであれば一度は聞いたことがあるであろう言葉、プラグ

実はこちら小さいですが非常に重要な部品で、無いとエンジンが掛かりません。

名前は知っていてもプラグって何の部品なの?という人もいると思いますので、そちらも説明していきます!

プラグってどんな部品?



見た目はこんな感じです。どこかで見た事あるかな?

単体の値段はそこまで高くなく、普通のプラグで500円から1000円ぐらい。

イリジウムプラグというなんかすごそうな名前のプラグでも2000円以下で買えると思います。

さてこちらのプラグの役目なのですが、一言で言うと火花を出す部品です。

こちらの画伯の絵の中心の上側にプラグがありますが分かりますでしょうか。

※エンジンの仕組みにつきましてはこちらからどうぞ。

空気とガソリンの混合気が燃焼室に入り、ピストンで押しつぶされて圧力半端ないです状態になった一番良い時に、プラグがちょこっと火花を出して引火させて爆発させるという大事な役目を日々まっとうしている部品なのです。

ですので先にも書きましたがプラグが無いとエンジンがかかりませんし、何らかの不具合で火花が出にくい状態になると、エンジンの爆発も上手くいかなくなり不調の原因となります。

実はめちゃくちゃ簡単なプラグの交換。でも・・・?

正直なところプラグ交換はめちゃくちゃ簡単です。交換するだけなら5分もかかりません。

ですが簡単だからといって適当にやるとエンジンを壊す&走行不能にもなりかねないので、組み付けには充分注意してください。マジで。

実際にプラグを外していきましょう!

プラグはどんなエンジンでも大体は先っちょ付近についています。

グロムは車体右側のエンジン周辺を見るとすぐ見つかります!

こちらの太いコードがついている先っちょにプラグがあります。

こんな風にコードの先っちょを持ってぐりぐり引っ張るとスポっと外れます。

ちなみにこのコードの名前をプラグコードと言います。そのまんま。

注意
決してプラグコードの線自体を持って抜かないように!断線する可能性があります。

スポっと抜けました!

プラグのお尻部分が丸見えですね。ハァハァ。

ここでプラグを緩めていくのですが、プラグを緩める時に使う工具は通常のソケットではサイズが合いません。

「16mm」という特殊サイズなので、大体のソケットセットには付属しておりません。

なので、プラグ専用のソケットが売っているのでそれを購入しておきましょう。

MEMO
プラグ用ソケットも2種類あるので、グロムの場合は16mmを買えば大丈夫。

プラグ用ソケットが普通のソケットと違う部分はサイズの他に、内部に磁石が入っており、緩めた後プラグを落とさないような工夫がされています。

グロムは横置きエンジンなので横にプラグがついていて磁石が無くても普通に取れますが、縦置きエンジンの場合はプラグが真上についているので、緩めた後磁石がついていないと回収できないのです。


ソケットをはめたらがっちりはまっているかを確認して

ラチェットレンチで緩めていきます。

緩める時はそこまで気を遣わず、普通に緩めて大丈夫です。

無事取れました!

今でこそバイクにもコンピュータ制御が導入され、持ち主の知らぬ間に燃料の量や点火するタイミングなんかを勝手に調整してくれていますが、一昔前はキャブレータという物を使って燃料の量なんかを調整していたので、今より全然精度がざっくりでした。

なので、よくプラグを外して先っちょ部分の焼け具合(キツネ色が良くて白が焼けすぎとか)なんかを確認していましたが、今じゃそれもコンピュータ制御になって精度がやたらとよくなったので、前ほど確認をしなくても良くなりました。

完全に余談になりましたが、キャブはキャブで楽しいんですよw

はい!じゃあ組み付けていきましょう!

プラグ組み付けは慎重に!!

部品を外したら組み付けなければならないのは当たり前のことですが、プラグに関しては注意して組んでください。

プラグがもともと入っていた穴にねじ入れていきます。

注意
この時絶対に工具は使わないで下さい。
工具を使っていきなり入れてしまうと、ねじ山がずれているのに無理やり工具の力で入っていってしまい、ねじ山を壊してしまう恐れがあります。

指の力ではもう締められないところまで締めていきます。

ここでまた一つ注意点。

プラグにも、オイル交換の時と同じように、締めていくとそれ自体が潰れて密着するパッキンがついています。

指でずらして斜めにしているこちらがプラグのパッキンですね。

エンジンの中で混合気を圧縮するので、空気が漏れては何の意味もありませんので、こういった潰れて密着するタイプのパッキンが使われています。

オイル交換時のパッキンは原則交換すると書きましたが、プラグのパッキンは再使用しても良いとメーカーページに書いてあったので、一緒に載せておきます。

参考 プラグの締め付け時のトルク管理NGK

パッキンは締め付けようとすればどこまでも潰れて締め付けられ、最悪エンジン側のねじ山をダメにしてしまいます。

そうなるとかなりの重症で結構な出費になるので、締め付けるときの力加減に気をつける必要があります。

新品のプラグを装着する時も、今まで付いていたプラグを再装着する時も、

手でこれ以上回らないところから○回転

というメーカーの注意書きをよく読んで組み付けましょう。

※新品のプラグを買ってくれば箱に回転数は書いてありますし、再使用でも各メーカーのサイトに行けば締め付けトルクが書いてあるのでそれを参考にしてください。

この締め付けさえ正しくやれば、プラグ交換は非常に簡単な作業となります。

慣れていない方は「こんなに緩くていいの??」や、「まだ締まるからもうちょっと」という感じで締め付けすぎる方が多いので、プラグに関しては本当に気をつけてください。

そこさえクリアすれば後は締め付けて・・・

プラグコードをしっかり奥まで差し込めば作業完了です!!

お疲れ様でした!

イゼの一言まとめ

たかがネジ、されどネジ。

たかがっていうぐらいネジの役目は軽くないですので注意が必要です!

それではまた!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です