グロムのハンドル変更→ケツ痛は激減したけど足元が若干窮屈!バックステップは高い!さあどうする!

 

大人数が苦手なイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。

なんで大人数が苦手なん?

はち

イゼ

「これだけ人がいるなら俺いらなくね?」と思ってしまうネガティブ人間です本当にありがとうございました(

さて本日はグロムのお役立ち部品について!

ハンドルを交換してロングツーリングも楽勝になったけど・・・?

グロムの持病とも言われるケツ痛。それはグロムオーナーの誰もが通る道であり、そこに敗れいてく者も多数・・・(いや知らんけど

そんなグロムでも、ハンドルを変えて若干姿勢を前傾にしてあげればお尻への負担が尋常じゃなく減るという事を前回の500kmツーリングで身をもって実践しました。

が。

やはりそうなると気になってくるのはステップ廻りですよね・・・。

グロム純正のハンドルには純正のステップ。メーカーが散々考えて出した結論です。

なので、ハンドルだけ変えてもやはり他の部分が純正のままなので、なんか乗ってて気になるというか気持ち悪いというかここがこうだったら!って思ってきちゃいますよね。

ハンドルを変えて姿勢が前傾になれば、足はその分後ろに行かないとね

はち

イゼ

でもステップを後ろに移動するバックステップって部品はいいお値段するんだよね・・・




お値段50,000円前後・・・(吐血

いやめっちゃかっこいいんだけどさすがにこれはちょっと考えてしまう。

それに私はどちらかというと見た目はノーマルっぽい見た目が好きなので、なるべくそのままいけそうなのないかなー・・・と探しているとありました!!

純正ステップのまま位置が下がるG-craftの「まんまさがる君」!

こちらがその商品構成ですね!


 

まんまさがるくん・・・?

はち

イゼ

いやほんとにこの名前だよ

まじだった

はち

この商品はノーマルステップのまま、ステップを後ろに移動させるキットになります。

引用元:Gcraftまんまさがるくん

こちらがノーマルポジションのステップ。

引用元:Gcraftまんまさがるくん

そしてこちらが取付け後のステップ位置です。

ステップ位置が純正より50mm下がり、40mm上がるとのこと。

これで約15,000円ぐらいなので、バックステップに比べたら3分の1の値段で装着できますね!

ただここでこの商品を付けるにあたり問題が

こちらの商品は、丸目の前期型グロムのみ対応とのこと。

2013年から2015年ぐらいまでですね。

イゼのグロムは2015年だけどなんか問題あるの?

はち

イゼ

マフラーとステップは後期型付けてるんよ・・・

うーむ。ステップも後期用になってるけど、ステップ自体は前期も後期もほとんど取付け変わらんかったんだよな・・・。

よし、悩める後期型グロムの方たちのために私が実験台になろう。

レッツサクリファイス!!!(壊

それではまず観察から!

うむ。まごうことなき後期用マフラーですね。

まずは前準備として、シート右側のシュラウドを外しておきます。

マフラーも後期用なので外しておかないとジャッキアップが出来ません。

※前期グロムに前期用マフラー付けている場合はこの作業は必要ないです。

前の2本と

真ん中の1本

ステップ側のネジを外せばすぐ外れます。

外れました!

だいぶすっきりしたのでジャッキがかけやすいですね!

ジャッキをかける前に大物のボルトを緩めておきます

ジャッキアップをする前にステップのナットを緩め

サス下側のネジも緩めておきます。

 

注意
ジャッキアップしてから緩めようとすると、力を掛けたときに車体が倒れてしまう恐れがあるので、ジャッキアップする前に緩めて置いた方が安全です。

緩めたらジャッキを掛けて、後ろのタイヤが浮くか浮かないかぐらいのところまで調整します。

スイングアームを外す作業なので、ジャッキを上げすぎてタイヤが地面から浮いてしまうと、スイングアームとタイヤの重みがシャフトに掛かって非常に抜けづらくなってしまうので、地面スレスレの方が楽に作業ができます。

スイングアームを取り外していこう!

ジャッキアップする前に緩めておいた、右ステップのナットを外しておきます。

そしてスイングアームを切り離すためにサスペンションの下側のネジを外していk

泥除けが邪魔で外れない・・・。

泥除けを固定しているボルトを六角レンチで外していきます。

3本外せばすっきり外れました!

泥除けが外れたのでサスペンションのボルトを抜きます。

抜けにくい場合はスイングアームを持ち上げたり下げたりしてみると軽くなる場所がありますので、その部分を探してみて下さい。

抜けました!

サスのボルトが外れたらスイングアームの軸であるアクスルシャフトを抜いていきます。

こちらも抜けにくい場合はスイングアームを持ち上げたりしながら抜いていくと・・・

アクスルシャフトが抜け、スイングアーム、左右ステップが外れました。

イゼ

スイングアーム外しの手順は意外と簡単なのですが、いざやるとなるとちょっと身構えちゃいますよね

この商品にはもうステップを下げる以外にもう一つ特典が!

それが何かと言いますと、こちらのリヤマスターシリンダーのリザーブタンク。

ブレーキ液のチェックや補充、交換などはその都度シュラウドを外さなければなりませんでしたが、この商品はリザーブタンクの場所を移動できる移設キットが付いています!

それは便利だね!

はち

イゼ

いや、別に純正の位置で不自由はしてないg
あぁん?

はち

とりあえず移設ということなので、リザーブタンクを移動するために外していきます。

10mm1本で外れます。

こんな感じの部品が付属しているので、想像力を働かせながら考えていきます。

こうやって・・・

こう?

いや違う。何かがおかしい。

そもそも向きが違う

レビューにも書いてあったけど説明書めっちゃわかり辛い・・・。

まさかリザーブタンクを反転するってことも書いてないとは思いませんでしたww

これを

ほいっと反転!

でも反転したのはいいんだけど、このステーを固定する場所なんかないぞ・・・

と思っていたら

・・・まさかマスターシリンダーを固定しているボルトと共締め?

いやー、さすがにそれはないない!

まあとりあえずあてるだけあててみるか!

鬼レベルのミラクルフィット(

「付属のボルトを用い固定します。」

いやそりゃそうだがどこにだか書いてくれwww

ステーの場所が分かっただけではまだ付きません

リザーブタンクを180度反転させているので、ホースに無理が掛かってしまい、ホース自体が潰れていました。

このままだと危険なので、ホースも無理な力が掛からないようにクランプを緩めてホースを回転させ、無理な力を逃がします。

ホースを留めているクランプは、元々ついていた跡がくっきりあると思うので、その跡の上にぴったり同じように留めなおします。

これでリザーブタンク側はOK。

ですがマスターシリンダー側に行っているホースの方にもやはり無理が掛かっているので、こちらも同じように力を逃がしてあげます。

ようやくこれでホースに無理な力を掛けずにリザーブタンクが移設できました!

イゼ

せめてブレーキ関係に手を出す内容がある事ぐらいは説明書に書いておいてほしい・・・

移設が完了したらステップを取り付けていきます!

こちらがスイングアームの軸であるアクスルシャフト。

左側が純正で右側の黒い方が付属のアクスルシャフトになりますが、付属の物の方が短いですね!

まず左ステップから。

バックステッププレートにアクスルシャフトを通し

その後に付属のカラーを入れ

元々ついていた純正のワッシャーを入れます。

そのままアクスルシャフトに差し込み、車体側の穴にアクスルシャフトの穴の位置を合わせていきます。

後ろのタイヤ、スイングアームを右手で持ち上げて調整しながら左手でアクスルシャフトの手ごたえを確認しながら入れるようにします。

入りました!

車体側の穴とスイングアームの穴が一直線になれば、比較的スッと入るはずです。

アクスルシャフトが入ったら、バックステップのステーの下側にネジを入れるのですが、まずはワッシャーを入れ

その後ボルトを入れて締めます。

こんな感じで固定出来ました!

今度は反対側!右側のバックステップステーを付けていきます

先ほどと同じようにまずはワッシャーを入れ

分厚いカラー登場!

バックステップステーをあてて

純正のナットを入れて締めます。

左側ステップと同じように下側のボルトも締めます。

そして元々の純正ステップ(私のは後期用ですが)をあてがい、付属のボルトを入れます(激ブレ

ここで下側には付属のカラーが必要なので

この位置に挟んで締めます。

リザーブタンクの位置を若干修正しつつ

各部を増し締めして

右側の完成!

左側に行く前に、サスの下側のボルトも入れちゃいましょう。

とりあえず仮締め。

左側のバックステップステー周辺も本締めしていきます。

本締めが終わったらシフト周辺の作業です!

 

はいこちらみんな大好きピロボール付きシフトリンク!

ピロボールって何?

はち

イゼ

端っこにボールみたいなのあるのわかる?要するにプラモの腕とか繋げるボールジョイントみたいなものだね!

車とかだと足回りのピロ化とかよく聞くけど、バイクのシフトリンクのピロ化は

  • シフトチェンジ時に遊びやガタが少なくなり、ダイレクトにシフトチェンジできる
  • シフトの高さを変えるのがとても簡単になる

こんな感じの長所があると思います!

 

まずは純正シフトリンク部分のゴムカバーを外します。

純正シフトリンクの先っちょを使いますので取り外します。

割りピンが入っているので、こちらを外してシフトリンクを外します。

使うのはこの部分です。

外したリンク部分をピロボールの端っこに装着します。

ステップ側もはずしていきます。

外れました!

 

車体側の反対側にステップ側を逆向きに取り付けます。

 

ナットを本締めしたらシフトリンクは完成。

最後に左ステップを戻していきます。

純正ステップにボルトを通し

装着。

左側は右側と違ってカラー等がありませんのでそのままボルトを締めていきます。

シフトを固定してとりあえず完成。

早速シフト位置を変えて試してみよう!

 

 

シフトを上側に全開。

 

下側に全開。

全然違うね!

はち

イゼ

しかもこれ回すだけなので、10秒あればすぐ調整できます!

 .

泥除けも忘れずに取付け、チェーンが一度たるんだので調整しなおしてステップ関連は終了!

そしていよいよ問題のマフラー取付・・!

なんとかここまで辿り着き、あとはマフラー装着を残すだけ。

実際に今まで不具合なかったわけだけど、あくまで前期型グロム用ということで販売されていたので、もしダメだったらマフラーが取付けできんってことだ・・・!

マフラー・・・付きました!!!

一番後ろは固定できませんでしたが((

マフラーを留めてる場所は3か所。

エンジン直後と車体真ん中部分、そしてステップ部。

前期グロムならアップタイプマフラーなので全く問題ないんだけど、後期グロムだとステップにマフラーを固定するので、ステップが移動すればそりゃ合わないわな・・・。

 

とりあえずボルトを入れておこう・・・。

ちょっとすっきりした感じ?

なんか・・・ぱっと見普通っぽいけど何かが違う違和感有り前期グロムになってきたwww

メカメカしい・・・。

実際にステップを下げてみての感想

正直ノーマルの方が断然乗りやすいです。

姿勢が変わって着座位置も変わり、重量配分のバランスが崩れて旋回性能が大分下がってきてますねw

そりゃメーカーのそれ専門にやってる人たちが何時間も何時間も考えて出した結果あのハンドルとステップ位置になったわけで。

私みたいな素人がいじってバランスが狂うのはわかってましたが、私が今グロムに求めているのは航続性能

耐えられないお尻の痛みで行きたいところにそもそも行けないよりも、多少乗り辛くてもお尻の痛みを軽減して遠くに出かけられる車体を作っているのでこれは仕方がない。

全ていいとこどりは難しいですよねw

まあ人間慣れるので、ちょっと乗れば気にならなくなるでしょう。多分(

イゼの一言まとめ

ノーマルってすごい

色々考えちゃうよねw

それではまた!