一連のグロム5速化の記事だと写真がかなり多いので、段々としゃべり方が一定になってきているイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。
イゼ
はち
さて前回に引き続きエンジン降ろし編ですが今回でラスト!
気合入れてやっていきましょう!
エンジン降ろす前にキツいボルトは緩めておきたい・・・が
前回までの作業であらかた部品は取り外しましたが、エンジンを降ろす前にやっておきたいことが、エンジン本体関連のキツく閉まっているボルトを緩めておくことです。
エンジンを降ろした後でもできますが、抑え辛いし転がるし力が逃げるしでろくなことがありません。
ですので、先に緩めるだけ緩めてしまいます。
クランクケースカバーのボルトを外していきます。
その際に、先ほどのボルト共締めのステーも外していきましょう。
束ねている物も取ります。
これでフリーになりました。
すっきり!
全てのボルトを外したら、他のカバーと同様に軽く叩いて固着を剥がします。
そして引っ張っていくと・・・
抜けきらなかったオイルが出てきました・・・(当たり前
中身が見えてきました!
ですがとりあえずオイルをなんとかしよう(
慌ててオイル受けを置きます。
御開帳!
ジェネレータ(発電機)が付いてますね。
ジェネレータに磁石が使われておりフライホイールと磁力で引き合っているのでちょっと外れにくいですが、磁力が届かない位置まで引っ張るとすぐ外れます。
昔やったミニ四駆のモーターをばらした時のことを思い出しますねw
余計なごみが入らないようにペーパーウェス等を乗せておきます。
フライホイール左上にあったギア(スターターリダクションギア)はシャフトを引っ張ればすぐ抜けますが、シャフトやカラーは落としたりなくさないように!
そしていよいよフライホイール中心のボルトを緩めに入りますが、ここでは特殊工具を使うことになります。
が。
あれ・・・?
工具買い忘れた(号泣
↑ユニバーサルプーリーホルダーと呼ばれるこれ。
こんな風にネジを緩めるときにフライホイールが回ってしまわないように固定しておくためのベルトですね。
後述するカムプーリーを緩めるためのユニバーサルホルダーと名前が似ててようわからんかった・・・。
ボルトを緩めるための補助ツールという役目は一緒だけど、形が全然違いますねw
工具買い忘れで心に傷を負った私はクランクケースカバーをそっ閉じしました・・・(
カムプーリーを緩める
ではこっちだけでも・・・!と、先ほど閉じたカムスプロケのカバーを秒で開けることに(
ここで先ほどのユニバーサルホルダー登場。
この工具の棒をカムプーリーの穴に入れてカムプーリーを固定します。
この時、ユニバーサルホルダーの工具メーカーの種類によっては棒の長さが短くてうまく固定できない場合があるそうですが、こちらのSTRAIGHTさんの工具は問題なく固定できました。
こんな感じでカムプーリーを固定し、中心のボルトを緩めます。
簡単に緩みました!
はち
イゼ
緩んだらボルトは外さず、そのまま蓋を仮締めして置いておきます。
いよいよエンジン降ろすよ!
右側編で書きましたが、エンジンを固定している大元の3本のナットを取ります。
これと
この2つで合計3本ですね!
ナットが取れました。このボルトは左側から右側に貫通している長いボルトになります。
こちら左側から。
このボルトがエンジンを支えており、3本全てを抜くとエンジンが落ちますので、その前にエンジンの下に保険も兼ねての緩衝材的なものを置きます。
はち
そこで用意したのがこちら!
【被害者】純正シート
はち
イゼ
【代打】大罪人Bee Rubber
はち
※エンジンを破損しないように降ろせれば、正直シートでも布団でも何でも良いです(
真ん中に落ちそうだったのでオイル処理箱を置いてみた。
なんとも言えない安っぽさが出てきた(
準備が整ったら上部の一本を残しボルトを抜いていきますが、エンジンの重みが掛かっているボルトなので、素手では抜けにくい感じです。
なので貫通ドライバーとハンマーでコツコツ反対側に叩き出してあげます。
※ボルトが抜ける瞬間までドライバーを叩くと、ボルトが抜けた瞬間にドライバーにエンジンの重みが掛かって今度はドライバーが抜けなくなるのでご注意を!
ボルトが押し出されて出てきました。
もうちょっとで抜け・・・・
ない(嗚咽
ステップが邪魔でボルトが抜けきれなかった・・・。
ステップ下側のボルトを緩めます。
ステップがくるくる回転できるようになったので、良い角度まで回転させてボルトを引き抜きます。
無事2本とも抜けました!
そして最後に残るのはこの上側の1本のみ。
貫通ドライバーである程度まで叩き出します。
この時、エンジンにくっ付いている配線やボルトなどの最終確認をします。
まだ何かしらエンジンにくっついていたら必ず外して確認をします。
最後の1本になるとボルトにモロにエンジンの重さが掛かっているので、上からエンジンを持ち上げるように上方向に力を掛けます。
エンジンを持ち上げ、ボルトに掛かっている力を逃がしてやり、ボルトを引き抜くとエンジンが・・・!
落ちない(困惑
太ももにめり込む愛しきエンジン。そ、そういうプレイはまた別の機会でいいかなぁ・・・?(冷や汗
インマニのボルト外し忘れてた(ピンチ
今はこのボルト一本にエンジンの重さが掛かってしまっているので、痛くても辛くても太ももをどかすわけにはいきません。
はち
幸い、ギリギリ手の届く範囲に工具があってなんとかボルトを外すことができました・・・。
イゼ
ピンチの状況でもグローブを脱いで写真を撮るこの頭の悪さ。
そんなこんなで最後には・・・
無事着地!!
ゴミの侵入を防ぐために穴にはウェスか何かを詰めておきます。
ズボッ
あらー・・・スマートになっちゃって。
とりあえず軒下に避難避難・・・。
そしてエンジンと車体の隙間から超綺麗な保存状態でちっちゃいセミが出てきたw
小さいからツクツクボウシっぽい?
イゼ「寒いだろう?風邪をひかないようこれをお使い・・・」
(ファサアッ)
イゼ「君だけのからだじゃ・・・ないんだk」
次の日畑で変わり果てた姿で発見(
はち
イゼ
そして自分の部屋にエンジンを運んでとりあえずは終了!!
次からはエンジンバラしが始まります!
イゼの一言まとめ
写真多すぎて貼るのしんどいwww
これでまだ全体の2割ぐらいかと思うともうね(
それではまた!