一度は聞いた事がある、流れるように綺麗なシフトダウンの音。自分にもできる?ブリッピングのやり方紹介!

子供に糸電話を作って一緒に話してみたいイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。

イゼ

最近私の真似をしておもちゃを耳に当てて一生懸命しゃべってるから、糸電話で実際に娘とお話したくて・・・
まだちょっと早くないか・・・?

はち

 

娘「ギィィィャアアアァァアアア!!!!!!!!」

イゼ

めたくそに拒否って糸はちぎられ紙コップは潰されました
まだ2歳にもなってないから仕方ない

はち

糸電話失敗の件で傷心の私ですが今回は安全運転のテクニックについて!

「ブリッピング」って聞いたことある?

恐らくバイクに乗ったことがある方なら、流れるように綺麗にシフトダウンする音をどこかで聞いたことがあると思います。

こんな感じで綺麗な音でシフトダウン出来たらカッコ良いですよね!

あー、これね!街や峠でよく聞くけど、これってわざわざやる意味があるの?

はち

イゼ

聞いた時に「スムーズでカッコいい!」という意味でやる人も多いと思うけど、実際はきちんとした意味があるんだ

とりあえずはやり方について解説します!

ブリッピングのやり方

現在4速でエンジン回転が4,400回転時速56キロで走っています。

この状態で何も考えずに、クラッチを握ってギアを一速落とし、クラッチをスパッと繋いでみましょう。

激しめのショックと共に、エンジンブレーキが掛かり無理矢理車体が減速して3速4,800回転50キロになりました。

これこれ。ただギアを下げただけだとこんな風にショックが大きくて怖いんだよね・・・

はち

イゼ

大丈夫、とっても簡単だからこうやってみて!

先ほどの状態でギアを下げたところ、4,400回転から4,800回転までエンジン回転が上がりました。

ということはその差が400回転

シフトを下げる時、

クラッチを握る→ギアを下げる→クラッチをまた繋げる

この流れの間に、400回転分だけアクセルを開けてすぐに戻してみてください。これだけでOK。

イゼ

上手くいけば全くショックなしに減速しつつギアが下がりますよ!最初はブレーキはいらないので、慣れてきたらブレーキをしつつ組み合わせてやってみよう

ちなみに失敗した場合、

アクセルを開けすぎ→少しだけ変な加速をしつつギアが繋がる

アクセル足らない→ショック大きい

となります。

※クラッチを握っている時間を長くしてしまうと回転が下がりすぎ、アクセルを開ける量も変わってきてしまうので注意!

ぴったり回転が合って減速しながらシフトダウンができると、とても気持ち良いですよ!

ですがアクセルを開ける感覚(どのぐらいひねればどれぐらい回るのか)や、どれぐらいアクセルを開ければギアとぴったりになるのかってのを掴むまではそこそこ慣れが必要なので、たくさん練習して感覚を掴んでみてください。

かなり慣れてどんな時でも無意識にやれるようになると、たとえ初めて乗るどんな車種だろうと、タコメーターがあろうとなかろうと、ガソリンでもディーゼルでもオートマでもトラックでも何でもできるようになりますよ!

やりすぎ

はち

イゼ

車とバイクでは手と足で操作する部分が違いますが、回転を合わせるということについては一緒です

ちなみに車では「ヒール&トゥ」と言い、つま先でブレーキを踏みつつかかとでアクセルを開けるからこういう名前がつきました。

注意
最初は高いギアで低いエンジン回転でやることをお勧めします。
最初から低いギア&高回転でやると、下手すれば事故を起こす可能性があるので注意!
慣れないうちは周りに誰もいない田舎道で練習し、どうしてもそういう道が無い場合は後ろから車が来ていないのを確認してから無理のない範囲で行ってください。
練習中に周りを巻き込んだ事故を起こしてしまうぐらいならやらない方が安全です。

ブリッピングをやる意味について

私は単に安全のためだと思っております。

バイクは車に比べて身体がむき出しになっているので、事故に合った場合車に乗っている時よりもダメージが非常に大きくなる傾向があります。

なので、自分で事故を起こさない心掛けは勿論のこと、事故を貰わないよう気を遣わないと巻き込まれてしまう恐れがあります。

イゼ

どんなに気を付けてても巻き込まれる時は巻き込まれちゃうけど、そのリスクを減らすという意味でもブリッピングは非常に有効なんです

ブリッピングという行為は、その時の速度での適正ギアを保つ行為だと私は思っています。

簡単に言うと、例えば時速15キロで4速は明らかにギアが合っていません
車種にもよりますが、15キロなら1速か2速が適正ギアとなります。

なので例えば信号が赤でこれから停車をしようと時速60キロから減速していくときも、速度に合わせて順番にギアを下げていく必要があるのです。

ん?なんでわざわざギアを下げる必要があるの?ブレーキ握って速度を落として最後にクラッチを切って停車すればいいんじゃない?

はち

イゼ

それが教習所というか普通だよね。でもそれだと咄嗟の時の緊急回避ができないんだ。

ブリッピングを緊急回避&事故防止のためにする?

先ほどの例のように、前方の信号が赤で60キロから減速をしていきます。
ブレーキを掛け続け、もう少しで止まりそうな時、約15キロまで減速してきました。

この時ギアは変わらず4速のままです。

そのとき、バックミラーで後ろからブレーキを掛ける様子の無い車が突っ込んできそうな気配を感じ取りました。

に、逃げろ!

はち

ですが速度に対してギアが合っていないため、クラッチを繋いでアクセルを全開にしてもほとんど加速してくれません

それどころか低い速度+高いギアでアクセル全開にしたもんだから、力が足りなくてエンストして立ちごけをしまいました。

・・・

【放送終了のお知らせ】

イゼ

・・・となってしまうわけです。
この時適正ギアにしておけば、気づいた瞬間にアクセルをひねればすぐにバイクが加速するので、少なくともエンストもせずに横によけたりできたかもしれません
確かに・・・!

はち

こういう場合以外にも、たとえば前方の交差点ではない道でウィンカーを出して右折待ちしている車を見つけた時に、かなり手前からギアを一速落として減速しつつ左側をかわしていく際なんかにも非常に役に立ちます。

速度に合ったギアを選び速度を調整していくということが、運転する上でとても大事なことです。

イゼ

もちろんスポーツ走行をするときなんかにはなくてはならない物だけどね

自分の必要な時に必要な分だけバイクを動かせるようになれば、より安全に運転できます!

イゼの一言まとめ

ブリッピングが出来るようになると、運転が更に楽しく安全に!

いやまあ人によってだけど(

それではまた!