私のおめめが花粉と黄砂に狙い撃ちされているイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。
イゼ
はち
さて今回はグロムを5速化した後のお話!
巷でよく聞く「慣らし」について
バイクや車などの新車を買った時にちらほら耳にする「慣らし」という言葉。
メーカーから新品の部品で組みあがってきた車体は、新車納車時にはまだ各部品の細かいバリ等がとれておらず、500㎞~1000㎞ぐらいは全ての動作をゆっくり行い、新しい部品同士を少しずつ慣らしてなじませていく必要があると言われてきました。
ただここには毎回争いが起きていました。
慣らし必要派VS慣らし不必要派
このバトルは昔からずーっと行われてますねw
慣らし運転については新車の時だけでなく、今回のように部品同士が摺動するようなミッションの中やエンジンの部品を交換した場合に必要とされてきました。
相当昔だと部品の精度が今より悪かったとかなんとかで慣らしが必須だったのかもしれませんが、今の技術だとかなり精度が出ているのでそこまで必要ない?と思っている方もいるかと思います。
正直車やバイクのディーラー店員をやっていた時も、
「最近の新車って慣らしは必要なの?」
という質問をたまに受けましたが、現在日本の車メーカーだとほとんどが普通に走っていれば慣らしは必要ないとの回答をしているそうです。
参考 新車の慣らし運転はやっぱり必要?グーネットですが、正直必要ないと言われても不安は不安ですよね・・・・。
というわけで、新車というわけではないんですが、ミッションの中身を交換した私がちょっと試してみました!
5速化後の慣らし・・・運転?
私が5速化を完了したのが今から3か月前。
慣らし用のホンダ純正G1オイルを入れての慣らしを500㎞しようと思っており、先日ようやく終わったのでオイル交換をすることに。
はち
イゼ
要はこの500㎞の間、「手を抜かずに通常走行をした」ということになります(
※もちろんエンジンが暖まるまでは通常通りソフト操作です。
具体的にどうしたかというと
- 何も部品を交換してないかの如く普通のアクセル開度
- 通常通りたまに全開
- 楽しくて1~5速をまんべんなく行ったり来たり
- 通常通り全階層で1速まで漏れなくブリッピング
- 遠慮なく急加速&急減速
- たまにクラッチ使わずシフトアップ&ダウン
という、慣らしというよりただ500kmいつものように走ったという感じ。
通常の慣らしとはかけ離れたものですが、果たしてオイル交換をしたらどれほどの鉄粉が混入しているのでしょうか・・・?
早速オイル交換していくよ!
はいこちら500㎞走ったグロムくん。
直近で泥&水たまりのグズグズ路面を走ったので非常に汚いです。
オイルは事前に買っておいたホンダ純正G2!
そしてエンジンを降ろす前に抜いたオイルを吸ったままのオイル吸着剤(2.5L)がまだ余裕があるのでそのまま使います。
まずはオイルのフィラーキャップを緩めます。
オイルのドレンボルトを緩めます!
ドレンボルトのサイズは17mmです。
メガネで緩めたらあとは指であらかた緩めて抜いておきます。
そしてボルトを抜きます!
いよいよ慣らしなのに優しくない通常運転をしたオイルとご対面!
慣らし後オイル pic.twitter.com/75m219zJZ0
— おっさんリビルド物語@動画用 (@iAn20Zt0wmfR9RU) April 3, 2021
ボルト抜くの盛大に失敗した(
試しにスローモーションとか使ってみましたがよくわかって良いですねw
・・・。
というか。
超綺麗・・・??
見た感じキラキラした金属の粉状の物は一切確認できないし、オイル自体も綺麗。
車体を立てて残っているオイルを抜きます。
・・・うーん。ドレンボルトも綺麗。
こちらが抜いたオイル。
鉄粉ぽいものは無い・・・。
以前何かの車ですごいキラキラして鉄粉が混じっているオイルを見たことがありますが、今回は特に何もなさそう・・・?
(分かりもしないのに指を突っ込んでみる)
(分かりもしないのに見て納得してみる)
・・・見た感じ問題無さそうです。
ホントは磁石で鉄粉が付着するようなドレンボルトを使えば良いんでしょうけど、個人的にどうもあれが苦手で・・・。
というわけで、目に見えるような鉄粉は一切なかったので一安心。
ドレンボルトを戻して締め付けます。
ドレンボルトを締め付けたらオイルを入れていきます。
セイッ
相変わらず直に注ぐのが好きな面倒くさがりな私です。
オイル量を調整したら
完成!
クランクケースカバーだけ掃除してツヤツヤになってますねw
それらを踏まえて慣らし運転の必要性は・・・
やった方が精神衛生上良い(アタリマエ
やらなくても大丈夫そうだけど、やった方が安心できるという物凄くありきたりな結論になってしまいました(
自分も普通に通常走行、急加速など色々やりましたが、最初の1回目は若干ギアの入りが機械的だったんですが、2回目、3回目と運転しているうちにどんどんシフトチェンジの時のギアの入りが良くなり、最近ではスコスコ入りまくって全く問題ないレベルにまでなりました。
このことから初期なじみというものはやはりありますので、多少なりとも操作をソフト気味にしての慣らし運転期間はあった方が良いと思われます。
ですが極端に神経質になる必要はなく、普通に常識的な運転をしていれば問題ないレベルかと思われます。
イゼの一言まとめ
正直我慢できんかったの(震え声
結果的に検証という理由で後付け出来てなんとかなった今日この頃(
それではまた!