今まさにお通じのタイダルウェイブに私の腹部が襲われているイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。
・・・さて今回は身近な乗り物にはほとんど付いているであろうタイヤ!雨の日も風の日も頑張って私たちを乗せて走ってくれます。
皆様もご存知だとは思いますが、タイヤの中には空気が入っています。それによって地面からの衝撃を緩和したり、タイヤの軽量化にも貢献しています。
もしタイヤの中身がみっちりゴムだけが詰まっていたとしたら、地面からの衝撃もガッツンガッツン感じますし、何より激しく重いですよね。
そんな重要な役割をしているタイヤの空気ですので、色々な特徴と重要さを知っておくと快適&安全に走れますので是非覚えておくと役に立ちます!
タイヤの中の空気の特徴
空気圧という名前は聞いたことありますか?タイヤに入っている空気の圧力なのですが、簡単に言うと
「どれだけタイヤ内に空気がぱつぱつに入っているか」
ということです。
そしてその車両に一番適している空気圧のことを「規定空気圧」といいますが、これは車種やグレードなどで変わってきますので、自分の車両に表示されているものを確認してください。
私のグロムの空気圧はこちら。チェーンの近くの「スイングアーム」という場所に貼ってありました。(大体バイクはこの辺りに貼ってある事がほとんど)
- 前輪、後輪共に2.0キロ
- 2人乗りのときでも変わらず2.0キロ
※単位がkgf/c㎡とかkPaとの表示がありますが、普通に「キロ」で問題ありませんので、深く考えなくて大丈夫です。
普通の乗り物だと、大体1.8キロから3.0キロまでの範囲に入っているはずです。
この空気圧ですが
「タイヤに入って密閉されてるから空気なんて減らないでしょ!」
いや普通に減ります。そこそこなスピードで空気が絶妙な隙間から抜けていってしまいます・・・。
膨らませた風船も何日か放置しておくとどんどん萎んでいくアレと一緒です!
なので、空気圧のチェックと調整が必要になります。
空気圧が減りすぎたり高すぎたりするとどうなる?
どっちも危険です・・・。
空気圧少なすぎで起きる不具合
- 燃費悪化
- タイヤが破裂する(バースト)
- 乗り味が重くなる
空気圧高すぎで起きる不具合
- 急ブレーキをかけても停車までの距離(制動距離)が長くなる
- タイヤが劣化している場合破裂の可能性
- 乗り心地が悪くなる
ああ恐ろしいっ・・・!(
理由については書きませんが、こうなるよーと覚えておいて貰えれば。興味があれば調べてみるのもいいかもしれませんね!暇があれば追記するかもしれません(←
空気は温まると体積が増えます。規定空気圧はその辺のことも考えられて設定されているので、よっぽどのことが無い限り規定空気圧どおりに合わせておけば間違いないですね!
空気圧のチェック、調整の仕方
スタンドでやってもらうのが一番手っ取り早くて簡単です(爆)
身も蓋も無いことを・・・
自分でも簡単に調整できますので、是非やってみてください!
まずは準備する道具!
エアゲージ
空気圧を測るための道具です。
ホームセンターの車用品コーナーとかでも1,000円弱ぐらいで売ってます。
写真上部の先っちょをホイールのエアバルブに押し付けて測り、左側のちっこいボタンで値をリセットします。
「エアゲージで測るのは分かった。でも空気入れる道具なんて高いしわざわざ買うのもなぁ・・・。自転車の空気入れじゃダメでしょ?」
あなたのその望み・・・叶えます!!(ビシィ
エアコンプレッサー!!
※電動の空気入れのことです
「いやだからこんな高いの買うの勿体無いって・・・」
ノンノンノン!!
あなたのお宅にお車があるのならば!
純正で積んである確率が非常に高いです!
ここ十数年で燃費競争が激化し
「スペアタイヤなんて普段使わないんだからパンク修理剤でも積んどけばいいんじゃね?その分軽くなって燃費もアップ!!」
的な動きがあり、現在ではほとんどの車にパンク修理剤&エアコンプレッサーが標準でつくようになりました。
滅多に使わないものですが、腐らせとくなんて勿体ない!
ってことで大い利用させていただきましょう。
大体は車両後方のトランク内のフロアボードの下辺りにありますが、車種によって違いますので見つからなければ取扱説明書を読んで探してみてください。
ここで一つ注意事項。エアコンプレッサーについているメーターが簡易エアゲージなのですが、ものすごく適当なので注意しましょう。
あくまで緊急用のゲージなので、これを信じず別に用意したエアゲージで調整してくださいね!
それでは測っていきます!
まずはタイヤのバルブ(空気を入れるところ)を探します。
写真の赤丸のようなとこですね!見つけられたらキャップを緩めて外します!
外すとこんな感じ。
中に小さい棒のような物が出ていますが、これを押すと押している間だけ空気が抜けます。空気を入れすぎた時に押してみてください。
※この小さい棒はムシという名前の部品で、空気が出ないようにせき止めてくれている部品です!
次にエアゲージを用意し、先っちょの部分をエアバルブのキャップを外した部分にあてがいます。
この時に「ぷしゅー」という音が聞こえたら、エアゲージとエアバルブの密着が悪く空気が漏れているということなので、しっかり押さえて空気が漏れないように!
しっかり密着していると音が無くなり、エアゲージの針が動いて現在の空気圧が表示されます。
写真だと2.1キロぐらいですので、特に問題ない数字ですね。
一度測ったら針は下がりませんので、バルブから離して大丈夫です。
そして測り終わったら、写真の赤丸の部分を押すと・・・
「ぷしゅっ」
という音と共に、針が0の位置まで戻りました。
これで測る作業は終了!簡単です!
空気が減っていた時の空気の入れ方
実際に空気が減っていた場合は空気を入れなくてはなりません。
まずは車からコンプレッサーを取り出します。
そこからホースを外していき
先っちょを出します。これをタイヤのバルブにあてがい、金色のギザギザした部分を回してバルブにねじ込んでいきます。
繋げるとこんな感じ。
そしたら次は!
車のエンジンをかけてシガーソケットに電源IN!
そしてコンプレッサーの電源ON!!
「ガアアアラララガアラアアラアガラアアガラ」
という壊れそうな音と共に本体が一人で旅に出てしまうほどの振動で空気がゆっくり入っていきます。初めて使う人はきっとびっくりするぐらい音が大きいです。
時間と共にコンプレッサー本体のゲージがどんどん上がっていきますが、簡易的なものなので本来の数値とは結構違っています。
ですので、「そろそろいいかな?」と思ったら一旦コンプレッサーを止めてホースを外し、空気圧を測ってみてください。
低ければ追加で空気を入れ、多ければバルブの真ん中の棒(ムシ)を押して空気を抜いて、適正空気圧まで調整します。
※コンプレッサーを連続で作動させ続けるとどんどん熱くなってきますので、注意書きをよく読んで使ってください。
そして適正空気圧まで調整できたら、あとは片付けて終了です!
バルブの口さえ合えば自転車用の空気入れでもいけますが、それをわざわざ買うのもアレですので、なるべくお金の掛からない方法を紹介してみました!
簡単なので是非試してみてくださいね!
一番お金掛からないのはスタンドで測ることだけどね!!!!
イゼの一言まとめ
空気圧は思っている以上に重要
簡単だけど重要!たまにチェックしてみてください!
それではまた!
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