【その2】ツーリングで左手疲れてない?クラッチワイヤーの清掃&注油で快適ツーリングをしよう!

前回までのお話

【その1】ツーリングで左手疲れてない?クラッチワイヤーの清掃&注油で快適ツーリングをしよう!

前回でクラッチレバーを外すことが出来たので、今回はお掃除!

の前に、クラッチの終わりってどこか探してみよう!

・・・一番最初に探せば分かりやすかったのに(震え声

クラッチケーブルを辿ってみると・・・

前回の冒頭で、クラッチレバーとクラッチはワイヤーで繋がっているということを書きました。

「クラッチレバーは分かったけどクラッチ本体はどこにあるん?」

はい。結論からですが外からは見えません(

クラッチを何回か握ってみると、車体右側の赤丸の部分がなんだか動いているのが確認できるはず。拡大してみましょー!

ここがクラッチワイヤーの最終地点です。

クラッチを握ると赤い矢印の方向にレバーが引っ張られ、この内部にあるクラッチが切れてギアチェンジが出来るというわけです。

※クラッチ内部の細かい説明はここではしません。

ここまで分かったらいよいよ清掃です!

これまでに付いたクラッチワイヤーの汚れをとる

 

ワイヤーが銀色の筒の部分から出ていますが、その隙間部分(赤い矢印部)から洗浄剤を注入しましょう!(と言ってもただのパーツクリーナーだが)

飛び散らないよう周りを適当なもので覆い、パーツクリーナーを注入!!

※ペーパーウェスとかだとパーツクリーナーが染みて冷たいけど気にしない(

何回かに分けてパーツクリーナーを注入していくと、エンジン側のワイヤー終端部分から注入したパーツクリーナーが出てきます!

こんな風にワイヤーが湿り、周りにパーツクリーナーが飛び散っています。

パーツクリーナーが内部を洗浄して出てきたということですね!

ある程度注入したらワイヤーを軽く拭きます。

その後、パーツクリーナーが乾くまで5分~10分程休憩を兼ねて待ちましょう。

大体のパーツクリーナーは速乾なのですぐ乾くと思いますが、そこまで神経質にならなくても乾かすのはある程度で大丈夫。

ワイヤーの掃除が終わったら次は注油!滑らか&痛みにくくなるよ!

注油する時にはワイヤーオイルという専用のオイルを使います。

このとき、ワイヤーオイルのノズルが細ければ問題ないのですが、ノズルが太くて矢印部分の隙間に入らない場合にはワイヤーインジェクターという工具が必要です。

使う道具紹介の時にちょろっと説明した、青と黄色に光ってるちっこいヤツがそうです。

一応使い方を書いておくと、

まずはワイヤーを持って

限界まで引き出します(あんまり無理に引っ張らなくてて大丈夫

こんな風にゴムの一部分に切り込みが入っているので、そこからワイヤーを入れていくのですが、入れる前に右側のねじを緩めておいて下さい。

挟めたら右側のねじを閉め込んで行きます。

閉め込んだ図。なんか絵的に面白いのはなぜだろう・・・(

ワイヤーインジェクターの左側の縦に2つ並んで黒いゴム部分がありますが、上のゴムには穴が開いています。

この穴はインジェクター内部に貫通してるので、ここからワイヤーオイルを注入すれば挟んであるワイヤーを伝ってワイヤーを潤滑してくれるという仕組みの工具です。

正直この工具が無くてもビニールとテープがあれば代用できるので、いらないっちゃいらないんだよね・・・

まあ私はめんどくさいのでチョクでやります(

チョクのやり方!

ノズル突っ込みます!!

飛び散らないようガードして!!

ブシャアアアア

はい。こんな感じで掃除した時と同じように、ワイヤー終端部分を見ながら何回かにわけて注油してください。

個人的にこっちのが早くて好き・・・

オイルで粘度があり、パーツクリーナーに比べて垂れにくいので終端部分から出てくるまで少し時間がかかりますが、焦らずのんびりどうぞw

非常に分かり辛いですが、終端部分からオイルが出てきたら注油完了!

どうにも判断がつかない場合はワイヤーを触ってみてください。

指にオイルが付けば潤滑されているということなので、非常に分かりやすいです!

ここまで確認できたらワイヤー周辺に飛び散ったパーツクリーナーやオイルを拭き取って完了です!

ワイヤー自身もオイルが滴るほどの量が付いているとよろしくないので、余分なオイルは軽く拭き取ってください。

その3に続く・・・

画像多いと分割せんとダメだな・・・

次でラストなのでお付き合いくださーい!

【完結】

【完結】ツーリングで左手疲れてない?クラッチワイヤーの清掃&注油で快適ツーリングをしよう!

 

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