【その1】ツーリングで左手疲れてない?クラッチワイヤーの清掃&注油で快適ツーリングをしよう!

 

梅雨の合間の激晴れが容赦なさ過ぎて干からびているイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。

皆さんツーリング中に左手の握力が限界になったことありませんか?私はありまくりです限界超えるとごめんなさいするレベルです(

左手にあるものといえばクラッチ!走り出せばギアチェンジをした数だけ握らなくてはいけないものですね・・・。

一日に数百回?数千回?も握っていればどんなマッチョでもそりゃー疲れてきます。

握らなくちゃいけないものは仕方がないので、せめて少しでも握りやすくメンテナンスしちゃいましょう!!

準備する道具

左から順に

  • ペーパーウェス(ボロ布で代用可)
  • パーツクリーナー
  • ワイヤーオイル
  • ワイヤーインジェクター(無くても問題なし)
  • 適当なグリス(ホムセンで100円ぐらいので大丈夫)
  • ラチェットレンチ&10mmソケット(同サイズのスパナでも可)
  • 大きめマイナスドライバー
  • コンビネーションプライヤ(挟めれば何でもOK)

・・・若干多いな(

この中でも青い色のワイヤーインジェクター無くても大丈夫なので、

「持ってないよぉぉぉぉぉおおおお!!!!」

「ハァ・・・ハァ・・・何で俺は持ってないんだ・・・・!!だからいつも俺はダメなんだちくsy」

とかで思い悩まないで下さい。そして病院行って下さい(

今回行う整備内容をざっくり説明

みんな大好きクラッチレバー。この銀色のレバーを握るとクラッチが切れます。

握るとクラッチが切れるということは、クラッチレバーとクラッチが何かで繋がっているということ。

その何かというのはずばりワイヤーです。クラッチワイヤーと呼ばれるもので、バイクを運転する上で無くてはならない物。

バイクに乗っているとワイヤーの周りにゴミが付いたり、グリスが切れたりして滑らかに動かなくなり、最悪最後には切れて走行不能になってしまいます。

ですので定期的にお掃除をして、滑らかな使い心地を保ちましょうってのが前置きになります!

まずはクラッチレバーを外してみよう

まずはこちらのカバーを

「ベロオォォ」

次にクラッチのロックを緩めます。

緩めたら、丸いギザギザ2つ(ロックとアジャスター)を良い感じに回して切り欠きを一直線に並べます。(揃えるのは外す直前でも大丈夫)

ワイヤーが見えてきました!

※左側のギザギザ(アジャスター)が硬くて回し辛いときは、上の写真で握っている部分を持って一直線にしながら回すと回しやすいですよ!

クラッチレバーの支点を外す

いよいよレバーを外すのですが、支点となっているねじを外さないといけません。

でっかいマイナスねじがあるところが支点なのですが、実はこのままマイナスねじを回しても外れません

なぜかというと、マイナスねじの下側にナットがありました!

こちらを先に緩めましょう!

私のグロムくんだと10mmでした。おそらく大体は10mmぐらいのサイズじゃないかなと。

ラチェットレンチにソケットを装着したら緩めます。

※撮影の都合上変な持ち方ですが、実際緩める時は両手で持ってください。

大体どのねじでもそうですが、ある程度緩んだら指でくるくる回す方が早いです。

下のナットが取れたら今度はお待ちかねの上側のマイナスを緩めます。

※ドライバーを使う場合は指よりドライバーの方が早いです。

取れました!

なんか変な形のねじですが、これにも意味があるんです。

※外したねじはその部分ごとにまとめておき、失くさないように!

これでクラッチレバーが外れます!

支点のねじを外したらクラッチレバーごとずるっと外れました。

まだワイヤーが繋がっているので、先ほど合わせておいた切り欠きのところにワイヤーを通すように引っ張ると・・・

無事切り離し完了!

最後に引っかかっているのでこれを外します。

とりあえず裏返してみると

この赤丸の部分がクラッチワイヤーの先端になります。

こちらの溝にも切り欠きがあるので、向きを変えて引っ張ると簡単に外れます!

ちなみにこのワイヤーの先端の丸い部分は「タイコ」といいます。

太鼓っぽい形してるからなのかな?

ワイヤーが切れるときは大体このタイコ部分から切れるのでご注意を!

第二部へ続く

そして今回ちょっと長くなってしまったので記事をわけます。

第二部も読んでみてくださいね!

【その2】

【その2】ツーリングで左手疲れてない?クラッチワイヤーの清掃&注油で快適ツーリングをしよう!

 

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