グロムのヘッドライトバルブの交換方法を紹介するよ!工具はほとんど必要ないけど狭いので頑張ろう

無駄に手が分厚いイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。

皆さんバイクで夜走っていますか?

私は怖いので夜はあんまり走りません(

それでもツーリングをしていて遠くに行ったり遅くなったりすると、どうしても夜走らざるを得ない時が訪れると思います!

そんな時に「ヘッドライトが暗い!」とか「ヘッドライトが切れていて点かない!」というのでは話になりませんので、今回はグロムのヘッドライトバルブの交換方法を紹介していきたいと思います。

ちなみにヘッドライトバルブ交換は簡単な車種とめんどくさい車種があるのですが、グロムはほんの少しめんどくさいというか作業スペースが狭いので、慣れてない方時間に余裕があるときのチャレンジをおすすめします!

慣れれば5分でできるので、頑張ってやっていきましょう!

MEMO
ヘッドライトバルブの「バルブ」とは電球のことです。

ヘッドライトってどこにあるの?

こちらです。このお目目。

車種によってお目目も様々ですよね。グロムかわいいよグロム。

ヘッドライトバルブを外すために観察していきましょう

ヘッドライトがお目目ということは分かったので、バルブはその裏側から刺さっている!ということが推測できます。

ですのでまずはヘッドライトの裏側を見てましょう。

と言ってもそのままでは見えないので、ハンドルを左側に向かって傾けます。

全開まで曲げたらフロントフォークとカウルの隙間をアップ!

ありました。こちらの丸いゴム部分の中心に配線が通っていますが、これがヘッドライトバルブに繋がっています。

バルブの場所が分かったのでいよいよ脱着!

中心部分にカプラが刺さっており、そこから三本線が出ていますね。

 

MEMO

三本線はそれぞれヘッドライトの

  • ロービーム
  • ハイビーム
  • アース(マイナス)

の線になります。

 

カプラを確認したらこのカプラを抜いていきますが、硬い場合があるので頑張って抜いてくださいw

はい抜けました!

ツメ等の抜け防止は無いので、素直に引っ張れば抜けます。

注意
間違っても線は引っ張らないように!断線しちゃうよ!

 

 

カプラが抜けたら雨や汚れなどの侵入防止のゴムを外していきます

ゴムを取るとこんな感じでバルブが見えました。

ゴムは邪魔にならないよう奥側に押し込んでいます。

この状態でバルブが刺さっているのですが、そのままだと簡単に外れてしまうので、針金で押さえつけてあるのがわかるでしょうか?

針金がバネのようにしなってヘッドライトバルブを押さえつけているので、それを解放する必要があります。

黄色矢印のところに針金が引っ掛かっているので、針金を向こう側に押して土台から外してあげましょう。

 

針金が土台から外れました。

針金が外れたことでバルブも触ればガタガタ動くと思います。

バルブがガタガタ動くような状態になってもまだ外れません。

針金で押さえられているのは上だけではなく、上下二か所押さえられています。

これも解放するために針金を開いていきます。

 

針金を開いた状態でガシガシやっていると、ヘッドライトバルブが取れますのでいよいよご対面です!

・・・あれ?

社外品が入っていましたw

このグロムは中古で走行距離1,000kmのをヤフオクで買ったので、前のオーナーさんが交換したのでしょう。

バルブの外周になにやら色々書いてありますが、真上のちょい左当たりに「H4」という表記があるのがわかりますか?

このH4という記号がこのバイクのヘッドライトの規格であるので、交換するときはH4というものを選べば間違いないと思います。

ここで一つ大事な注意点。

注意
ヘッドライトバルブを扱う上で、ガラス部分は絶対に素手で触らないようにしてください。
人間の手の脂が付着してしまうとヘッドライトが点いて高温になった時にその脂部分から熱が伝わり、寿命が短くなってしまうと言われています。

バルブを交換したら次は取付け!狭いけどファイト!

 

組んだ時とは逆手順でバルブをはめていくのですが、針金部分がかなり厄介。

上記写真のように、上下の針金の内側にバルブが入るように入れなくてはなりません。

これがなかなか上手くいかない場合があります。

防水用のゴムが針金に当たってしまい針金が全開まで開かないので、バルブを滑り込ませるのがちょっとしんどい。

そんなときは急がば回れの精神でいきましょう。

ハンドルを逆側に向けると、奥側に追いやっていた防水ゴムが見えてきます。

もうめんどくさいので外してしまいましょう(

色々手こずるぐらいならこうやって邪魔な物を取ってしまった方が早い場合が結構あります。

上手く上下の針金の内側にバルブを収められたら針金の先っちょを押して土台に引っ掛けます。

綺麗に収まりました。

もうちょっとで終了!防水ゴムのカバーを取り付ける・・・が?

ゴムのカバー自体ははめるだけでOK。ただ狭い

普通に車体右側からゴムを入れるとある程度までは入りますが、あと一歩がなかなか入らない。

左側からやってみます。

上からやっても上手くいかんかった・・・。

邪魔な物はどかしてしまえ!ゴムをはめればゴールはすぐそこ!

とは言っても車体左側は配線類がひしめき合っていてなかなか手が入りません。

右側からやろうとしても入りにくいのは、この配線にゴムが邪魔されてゴムを入れることが難しいのが原因です。

ですので邪魔な配線は

ソイヤッ

っとどかしましょう。多少指力必要です。

わかり辛いですがこれでゴムが入るスペースがほんの少し空きました。

はいきた!

左側が入ったので次は右側をはめていきます。

はまったー!

内側の穴に3本端子を入れるのが多少手こずるかもしれませんが、運もありますのでめげずに頑張ってください。

入れ終えたら指で外周を一周押してまわり、きちんとはまっているか確認すると安心です。

この作業に限らず、確認癖をつけるようにしましょう!

ここまで来たらもうラスト!

これまで邪魔だからと端に追いやられていたカプラの登場!

こちらのカプラを端子に奥までずぶっと入れて完了です。

作業終了!いよいよ実際に点灯して確認してみよう!

イグニッションONにして確認していきます!

なん・・・だと・・・!?

外して付けただけなのに点かない。

あれなんだこれ押し込むときに断線でもしたか??

接触かと思ってカプラ付近を押したり動かしたりしてみたけど効果なし。

・・・・・もう一回外して確認するしかないな(嗚咽

点かない時は単体で点検!

電球も自体切れてなさそうだったし、配線かな・・・?と思い外側に出してイグニッションON!

・・・点かねぇ。

マジか。どうしよう。

と思ってたら一つ思い出したことが。

「エンジンかけてみよう!」

はい点いた。

ふつくしい・・・

いや・・・今のバイクって法律上エンジン掛かってる間はヘッドライトが常時点灯なのね。

で、エンジン掛けるときにヘッドライト点いていると余計な電力食っちゃうから、エンジン掛かるまではヘッドライトを点灯させない機構があるの忘れてた・・・。

結局再度ばらしたのは意味がなかったですが気にしない!

整備してるとこういうことよくあるので(

そして一回やったという経験があると作業手順がわかっているので、二回目からやるときに異常に作業スピードが速くなりますw

初めてやる時は30分かかってた物が10分以下で出来たり。

知るってすごいですね!

イゼの一言まとめ

失敗は色んな事を教えてくれる

それではまた!

 

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