切り身を買うより断然お得!やってみると意外と簡単な3枚おろしのやり方について説明!

 

注意
今回は魚をさばいたり内臓出したり血が出たりの、人によってはグロ内容が含まれておりますので見たくない方はそっとブラウザを閉じてください

 

最近食い過ぎが止まらんイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。

イゼ

だってご飯美味しいんだもん・・・!
お前一般的に見て結構ヤバい範囲に入ってるぞ

はち

さて、いくつになってもご飯は美味しい物。

そして私の本領発揮の時が来ましたね。

この世には色々な食材がある・・・が!

肉に麺類、パンに野菜、様々な食材があります。

だが日本人のご飯のお供は何と言っても!!

冬にもなると脂がたっぷりのりまくってとろけるような食感!

刺身に煮魚、焼いても炊き込んでもダシをとっても何でも万能な食材である

そんな魚をおかずにすれば、言わずもがなご飯が進みお酒が進み、そして体重も増える。

イゼ

ご飯が美味しいなら仕方ないね!!(
あ、これ言っても無駄なヤツだ

はち

でも、値段高いし毎日は食べられない・・・

確かに新鮮なお魚は値段も張ります。

ですがそれって切り身で買っていませんか?

加工されればされるほど手間がかかって値段は上がっていきますし、本来使える部分も手に入りません。

ってことは・・・?

一匹で買うのが正解です!

このサバ(40cm)で200円ぐらい。

イゼ

半額で安かった

魚をさばけるのであれば、これでお腹いっぱいというか食べきれないほどの料理が出来てしまうのです。

でも魚って臭いがするしぬるぬるするし難しそうだし・・・

はち

イゼ

ブリの化身が何を言う
はまちだってーの・・・!!

はち

慣れれば全然手間ではない?一番有名な三枚おろしのやり方説明!

まず必要なのは魚と包丁!

魚は何でもいいですが、サバなんかは身が柔らかく切りやすい上に、ウロコもあるにはあるんですがほぼ気にならないようなものなので初めてにはお勧めです。

イゼ

その代わり柔らかいから身が崩れやすいってのはあるけどね

包丁は出刃包丁が使いやすいのですが、無ければ普通の包丁で問題ありません。

事前に研いでおいた方が作業のやりやすさが全然違います。

MEMO
あくまで素人我流のさばき方なので、突き詰めたい方は違うさばき方を参考にした方が良いかもしれませんw

まず最初にすることは・・・!

イゼ

魚を水で軽く流しましょう

ぬめぬめは完全にはとれないので、ざっとで大丈夫です。

洗ったら魚をまな板の上に乗せ、いよいよ解体していきます!

そこまで大きくない魚はまずここから!

胸ビレですね!ぴろーんと開いてみましょう。

胸ビレの後ろから包丁を当てて・・・

ズグッっと切りましょう。

この時、頭から尻尾まで太い背骨が通っているのですが、そこを切った手ごたえがあればOKです。

背骨を切ったら反対側も同じように包丁を入れます。

頭と胴体が外れました。

頭が外れたら次は内臓を出していきましょう

魚をひっくり返してお腹の方を向けます。

そうすると下の方にちっこい穴のような物がありますが、これが肛門ですね。

頭があった方に向かって刃先を肛門に入れます。

注意
この時あまり奥まで包丁を入れると内臓まで傷つけて苦み等が出てしまう場合があるので注意してください

そこから頭側に向かってお腹を割いていきます。

お腹を開けました。

次は内臓を出す工程

お腹が割けたらシンクに移動して、水道から水を出しつつ肛門の辺りから魚の体内に親指を入れ、ぐーっと押し上げて内臓を出していきます。

イゼ

初めてやると気持ち悪い感触かもしれないけど、慣れると全然平気になるので数をこなそう

内臓をとるとこんな感じに何も無くなりすっきりします。

ここで、魚の中心に薄い白い膜のようなものがあるのがわかるでしょうか。

ここの赤丸のところです。

この白い膜を破ると背骨に沿ってたくさんの血が詰まっていますので、割りばしや尖った細い道具で血を掻き出します。

ブレブレですが白い膜を破ったところです。赤黒い血がたくさん溜まっているのが分かります。

この時はウロコ落としの先っちょがちょうどよかったので、そこで掻き落としました。

ここまでやったら一度道具の掃除をしよう

アップだと結構スプラッタですが、包丁についている白い脂がわかるでしょうか。

脂が乗っててめっちゃ美味そうです・・・。

ここで血だらけになったまな板と包丁を一度よく洗いましょう。

せっかくの身を血だらけにすると血なまぐさくなってしいますし、刺身の場合は衛生面の問題もあります。

洗い終わったらキッチンペーパーなどで水分を拭き取ります。

地味に魚の身には水道水が大敵だったりするのです。

そしていよいよ身を切っていきます!

こんな感じに魚の背を自分側に向いて置きます。

この赤い部分が中心線なので、ここの延長線上に中骨と背骨があります。

まずは背びれのちょっとだけ内側に軽く切り込みを入れます。

最初の切れ目はほんのちょっとでいいので、一度で切ろうとせず何回かに分けるとやりやすいです。

二回目の包丁入れ。

この時身を押さえている左手は、切れ目を開けるような感じで左側に引っ張るように力をかけながら切れ目を入れていきます。

そしてなるべく包丁は背骨側すれすれで切るよう意識すると身がたくさんとれて綺麗になるのですが、やりすぎると背骨自体を切ってしまい酷い事になるので、少しずつ背骨側を攻めていって慣れていきましょう。

包丁の刃が背骨に当たった感触がしたらOKです。

背骨は一番太い骨なので分かりやすいと思います。

切れ目が背骨まで到達したら後ろの部分に包丁を入れ、尻尾を外していきます。

ここまで来たらもうちょっと!

尻尾を外したらこんな感じになるはずです。

ここがくっついてるのでここを包丁で切り離します。

あとは身にくっついている部分は背骨部分だけなので、写真の方向へ包丁を何度かガッガッとナタのようにやって身を切り離していけば・・・

半身がとれました!

ちなみに赤線の太い部分が背骨です。

同じように反対側もしていくと

三枚おろし完成!

最後の処理をしていきましょう

先ほど切り離した半身ですが、まだあばら骨が残っています。

この包丁の入っている左側に何本も斜めにある骨です。

これをそぎ落とさないと食べる時にえらいめんどくさいのでそぎ落とすのですが、同時にここはハラミと言ってかなり脂がのって美味しい部分でもあります。

ですので、薄く薄くそぎ落としていきましょう。

見ただけでも脂が激しいのがわかりますねw

ここまでそぎ落としたら、最後は切り離します。

なんとか外れました!

これで3枚おろしは終了・・・ですが

余った頭や背骨、あばら骨は捨ててはいけません。

イゼ

極上のダシがとれるんだよね・・・!

鍋に水を入れてしばらく煮出すだけで簡単に黄金だしがとれます。

そして冷蔵庫に入れて冷やすとこんなゼリー状になるぐらいゼラチン?コラーゲン?が出ていますね!

※本来はもっと鮮やかな金色なのですが、なかなか写真に上手く写りません(泣

このダシを元に味噌汁を作ったり、その他色々な料理にも使えますので重宝しますよ!

スーパーでアラという名前で魚の頭と骨が売ってますが、一匹からさばいた方が安いですし、技術の向上にもなるので良い事尽くしです。

最初はうまくできなくて当たり前ですし、何匹もやっていると目に見えて上手くなってくるのがわかるので楽しいですよ!

是非機会があったら試してみてくださいね!

イゼの一言まとめ

見た目はアレでも食って美味しけりゃいいんです

私もそこまでさばくの上手くないですが、楽しいから続けてますw

それではまた!