サービス業やってると有り得ないような客に遭遇するイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。
はち
イゼ
はち
イゼ
はい。
今回はクロスカブ(スーパーカブ)の電装系についてです!
時代の流れと共に電装系が増えてきたバイク
車もバイクもそうですが、一昔前に比べたらだいぶ性能が良くなり、なおかつ色々な電子部品が増えてきました。
昔はツーリングに行くのにもツーリングマップルを片手にあーでもないこーでもないとルートを事前に決め、当日は本を見ながら迷いながらツーリングするというのが一般的でした。
ですが現在は携帯電話がスマホになり、そしてスマホがナビになる時代。
常時ルート案内してくれるので、道に迷う確率はだいぶ低くなりました。
はち
ですが実際はナビによる恩恵が非常に大きく、
「迷ってもナビを見ればすぐ復帰できる」
という事は、それだけ気軽に側道に突っ込んでいけるようになり、ツーリングの幅が拡がったわけですね。
逆に言えばそれだけスマホナビを多用するのであれば、充電系統が欠かせません。
それに、ツーリング最中に霧が出てきたりした場合、フォグランプがあると非常に重宝します。
USB電源があれば走行中にビデオカメラのバッテリー充電や常時給電など、モトブログをやっている方などには、そういったコンセント的な物が必須になりつつあります。
はち
イゼ
電装品が増えれば出来ることも増えて便利になりますが、その反面作業量が増えて非常に取付けが面倒になりますよね。
ですがそれを解決する部品があったんです・・・!
4系統電源一括管理ユニット!!
その名は・・・デイトナ製D-UNIT!
はち
イゼ
開封してみると気持ち悪い足がいっぱい出てますね!
このD-UNITを取り付ける事で、4つの電装品を手間なく装着することができます。
それでは取付けていきましょう!
D-UNITを取り付けるにあたり
こちらがD-UNITのバイク側に付ける配線です。
写真上で一番左の赤い配線はバッテリーのプラスに。
真ん中の黒い配線がバッテリーのマイナスに。
そして一番右側のロケットみたいな赤い配線は車体のアクセサリー電源に接続します。
はち
イゼ
電装品を直接バッテリーのプラスとマイナスに接続すれば一番簡単に電源を供給できるのですが、バッテリーとの直結だとバイクを停めてエンジンを切った後もONのままなので、すぐにバッテリーが上がってしまいます。
かといってアクセサリー電源を探しあててそこに電装品を繋いでも、あまり大きな電力が掛かると線が発火してしまう恐れがあり、最悪火災になりかねません。
はち
イゼ
電装系苦手な方や面倒な方はD-UNITを付けとけば大丈夫ってことだよ!(説明放棄
実際このD-UNITの中には各接続部分にミニヒューズが内臓されてるので、もし何かあっても安全装置がはたらくので安心です!
それでは取付けて行きましょう!
クロスカブ110にD-UNITを取付けていきます
バッテリー付近の作業になりますので、作業がしやすいようにサイドカウルを外します。
というか外さないと無理です(
サイドカウルを外すとこんな風にシート下にバッテリーが見えてきました。
右側の青字がバッテリーのマイナス端子、左側の赤字がバッテリーのプラス端子です。
ここに先ほどのD-UNITの端子を接続していきます。
マイナス端子は見えているので大丈夫なのですが、プラス端子がプラスチックカバーで隠れてしまっています。
ですのでプラスチックカバーを外す必要がありますね。
まずはバッテリーのマイナス端子を外していきます。
電装関係をいじるときはバッテリーの端子を外してからやらないとショートする可能性がありますので、一番最初に外しておきます。
外れました!ボルトは失くさないように保管しておきます。
プラスチックカバーを外すためにはこの2本のネジを外します。
カバーを外すとバッテリーとプラス端子が見えてきましたね!
(カバーは完全には外れませんが作業できますのでこのままで作業します)
端子が見えたらD-UNITを接続します
バッテリーのプラス端子はゴムカバーになってますので、これをめくるとプラス端子が出てきます。
プラス端子を若干緩めて・・・
D-UNITの赤いプラス端子をバッテリーのプラス端子に挟んで締め付けて固定します。
端子がグラグラしないか確認し、赤いカバーを取付けて
プラス側の接続完了!
そして先ほど外したプラスチックカバーを元に戻し
外した2か所のネジを締めます。
上のネジは若干奥まったところにあるので落とさないように注意!
両方締めたらプラスチックカバー装着完了!
カバーを取り付けたらマイナス端子の間にD-UNITの黒いマイナス端子を挟んで締め込むのですが、
バッテリーの端子部分の中に土台があるのですがこの土台は固定されていませんので、もし端子のネジを回しても入って行かないようであれば、この土台が上下左右にずれている可能性があります。
中の土台を少し突っついて位置を調整しながらネジを回して入れてあげてください。
それと同時に、中の土台が落ちる可能性があるので注意が必要です。
バッテリーのマイナス端子を締め付けたらバッテリー関連は完了!
はち
イゼ
はち
イゼ
というわけで最後の作業、アクセサリー電源に接続します
最後の線ですが、まずはアクセサリー電源を探さなければなりません。
写真の真ん中の赤いコネクタなら間違いなく通ってると思うのですが、この赤いコネクタは故障した時の診断に使うコネクタなので使いたくありませんので別の部分を探します。
はち
エンジンを掛けている時にずっとONになっている部分がアクセサリー電源と思って大丈夫です。
例えばヘッドライトやテールライト、メーターのバックライトもそうですね!
その中で一番バッテリーに近そうな部分を探します。
・・・おお?(歓喜
これがリアブレーキスイッチの電気系統ですね!
こんな感じで下まで繋がっており、一番下で金属の棒に針金が引っ掛かってますね。
その金属の棒の先は・・・
リアブレーキペダルでした。
リアブレーキを踏むと先ほどの針金が引っ張られ、スイッチがオンになってリアブレーキランプが点くという仕組みになっています。
そしてリアブレーキを踏まなくても、テールランプはエンジンを掛けるとずっと点いていますので、そのずっと点いている方の配線からアクセサリー電源を取ればOKということですね!
それがこちらの2つの配線です。
どちらかがテールランプの常時点灯している目的の線で、もう一方がブレーキランプの配線です。
検電テスターで電気が来ているかを調べます
そしてそれを調べるためにこんな器具を使います。
この器具は車体のボディアース(金属部分)にクリップで挟み、もう一方のペン先みたいな部分を測りたいところに接触させ、光れば電気が来ているという事を確認できる器具です。
1,000円以下で買えるテスターなので1つ持っておくと何かと便利ですが
こんな風に電工ペンチのおまけについてくるようなタイプもありますので、電工ペンチを持っていなければこっちの方がお得かもしれませんねw
というわけで確認していきます!
クリップの方をボディの金属部分を挟んで
ペン先を外したブレーキの配線の中の端子に接触させます。
この時、OFFだと電気が来ませんので、鍵はONの位置に回しておきます。
あてても光りません。こちらではないようですね。
もう一方の方に挿し込んだら・・・
点きました!!
はち
イゼ
ちなみに黄/黄緑がブレーキランプの配線で、もう一方の方がテールランプの配線でした!
アクセサリー電源が見つかったら分岐させるよ!
アクセサリー電源が見つかったので、配線を割り込ませていきます。
前のバイクにつけていた分岐配線があったのでこちらを使っていきます。
根本をテールランプ配線に挿し込みます。
入りました!
次に元からあった配線に繋ぐのですが、ソケットがちょっと大きいみたいなので
ペンチで軽く潰して合わせます。
きっちりはまりました!
そうしたらもう一方の分岐した方をD-UNITのアクセサリー電源接続用配線に接続します。
が、ここもちょっと緩かったのでペンチで狭くします。
無事入りました。意外とがっちりハマっているので、接触不良とかの心配はなさそうです。
最後にたるんだ配線をタイラップでまとめて完了!
ここまで行ったらD-UNITの接続は完了なのでサイドカウルを取付けて元に戻します!
接続完了したD-UNITに電装品を取り付けてみる
サイドカウルを取り付けたらいよいよD-UNITに電装品を取り付けます!
取付ける電装品は前のバイク(グロム)の時に使っていた接触充電型スマホホルダーです!
グロムでこけていい具合に曲がって傷だらけになってもちゃんと充電出来てたのはすごいです・・・!
それではお金がないからグロムから受け継いだこのスマホホルダーを取付けていk
はい完了(驚愕
いや・・・冗談じゃなくて本気で簡単で写真が残ってないんです・・・。
スマホホルダー取付けは10分ぐらいで終わったような・・・。
スマホをミラーに固定して配線をD-UNITまで通してきて、スマホホルダーのプラスとマイナスを何も考えずにD-UNITのプラスとマイナスに接続するだけです。
はち
イゼ
あとはもうちょっと水が入らないように配置すれば問題無さそうですね!
時間がなかったので横にぶっこんでます((
イゼの一言まとめ
想像以上に電装品追加が簡単(本気で
是非・・・お試しください!!
それではまた!