【リアタイヤ組換え編】遂にグロム純正タイヤとおさらば!せっかくなので自分でタイヤ交換してみたよ!

今回は前回の続きで、グロムのタイヤ交換について書いていきます!

前回はリアタイヤ脱着まで終わりましたので今回は組換えについてです。

タイヤをホイールから外すために、まず空気を抜こう!

前回この状態で終わっておりましたのでここから!

まずはタイヤの空気を抜くためにバルブキャップを外します。

当然キャップを外しただけだと空気は抜けませんので、ムシ(バルブコア)という物を外さなくてはなりません。

こんなやつですね。

長いタイプもあるのですが、バイクだと他の部品が邪魔で入りにくい場合があるので短いタイプを購入。



まあ入れば何でもいいと思います(

バルブの中に突っ込んで、普通に緩めれば空気が少しずつ漏れ始めます。

そしてバルブコアが緩み切った時に少しずつバルブドライバーを離していくと、

「プシュウウウアアアアアヒーーーーーハーーー」

という音と共に空気が一気に抜けます。
※ヒーハーも本当にそう聞こえる時があります

空気が一気に抜けるので、それと一緒にバルブコアも飛んで行ってお失くなりになる可能性があります。
飛んでいかないようにもう片方の手で押さえておきましょう。

この先っちょの金色の部品がバルブコアで、空気を入れたり抜いたりしているです。
値段は安いですが重要パーツですね!

いよいよタイヤレバーを使ってビードを落としていくよ!

何やらごんぶとな耳かきのようなものがありますが、これはタイヤレバーという工具です。



お値段2,000円前後。

これをホイールのリム(フチ)に引っ掛けて、てこの原理を使ってタイヤを外していきます。これが無いと常人にはタイヤ交換できません。

イゼ

安い工具だとしなって使い物にならないかなと思ったけどこれは大丈夫でした

こんな風にリムに引っ掛けて、下側に力を入れてタイヤのフチ(ビード)を押とします。

ぬしゃぁさっきからビードビードって専門用語ばかり使いよってからに・・・わかるように言わんとぶちくらわs

はち

イゼ

よっ、喜んでーーーーっ!!

引用元:タイヤの構造と名称

この図にあるビード部ってのがさっき言っていたビードになります。

そしてこちらがホイールになります。いくつかの段差がありますね!

通常の状態では写真の赤い線のところにタイヤのビード部があります。

そのビード部分を、ホイールの中心の深い部分に落とすことがビードを落とすという作業になります。

イゼ

ビードを落としてタイヤとホイールの隙間に余裕を作って、タイヤを抜く作業をしやすくするための必須作業ですね

ビードがホイールと密着して空気を密閉してくれていますので、傷つけないようにしましょう!

空気を抜いてもタイヤとホイールの隙間はほとんどできませんので、最初の一発目はこんな風にタイヤレバーを直接ねじ込みます。

タイヤレバーを下に押し、テコの原理でタイヤを下に押すと

ここだけビードが落ちました!

こんな感じで一周ぐるっとビードを落としていきます。

一周してビードが全部落ちたら今度は反対側です。

反対側にするときはブレーキディスクが地面に当たって歪んでしまう可能性があるので、タイヤを下に置いて直接地面に当たらないようにします。

本来廃タイヤを下に置けばいいんだけど、無いので仕方なく新品タイヤを置くことにw

同じようにビードを落としていきます。

ビードが落ちるとこんな感じに隙間がいっぱいできるはずです。

ビードを落としたら次はタイヤをホイールから抜いていきます

ビードを両側全て落としたら、タイヤレバーセットに一緒に入っていたリムプロテクターの出番です。

ここからの作業はリムにタイヤレバーをガンガン当てていくので、傷がつかないようなカバーですね!

するっと滑らせて装着させていきます。

こんな感じに差し込み

リムを支点にしてぐいっとめくります。

これを少しずつ全周に渡ってめくっていくと、ビード部がホイールの外側に抜けます。

全部抜けたらもう片方のビード部も抜けば、タイヤはホイールから外れます。

・・・抜けん

色々試した証拠にホイールが裏返ってますねww

本来は逆に抜くのですが、ゴムの摩擦で全く外れません。

とここであるものの存在を思いだす。

ビーードワーーックス!


大体500円ぐらい。

これはビード部に塗ることにより、タイヤを入れやすくするものですね!

ただ今回のようにゴムの摩擦でまったく動かない場合にも効力を発揮してくr

抜けたーー!!!!

経緯を説明せい

はち

イゼ

スミマセン

スポンジが付属しているので、これで中に入っている半練り状態のワックスをスポンジに付けます。
※別にスポンジじゃなくても大丈夫です。

ビード部に一周塗って先ほどのように外してみると

外れたー!となるわけですね!

滑りがよくなるのでゴムの摩擦で動かなかった部分も余裕で動きましたw

だからってつけすぎると痛い目みるので注意ww

・・・痛い目みたんだね?

はち

イゼ

ウィムッシュ

古いタイヤが外れたら古いバルブも交換しよう!

まずはホイールを見てみると、古いバルブが付いているのでこれを交換しましょう!

バルブって交換しなくてもいけそうだけど・・・?

はち

 

イゼ

バルブは普通に消耗部品です。タイヤを外さないと交換できない&古くなるとエア漏れの原因となるので、タイヤ交換の際には必ず交換しておいた方が無難ですね!

これがバルブのお尻。ゴムなので劣化する部品ですね!

根元がゴムなので、カッターで切っていきます。

向こう側にバルブを押しながらやると気持ちよく切れます。

取れました!

新品のバルブを用意し、根元のゴム部分にビードワックスを塗ります。

穴から入れて、溝の部分がきちんとはまるまで引っ張ります。

これじゃまだまだ。

頭がここまで出ればOKです!

後ろはここまで入り込みます。

バルブを交換したらいよいよタイヤを組んでいくよ!

イゼ

バトラックスハァハア

 

そして新しいタイヤを組む前に、ある部分を必ず確認してください!

ある部分はというと・・・

タイヤの回転方向ですね!

車では回転方向どちらでも良いっていう記載のないタイプもありますが、バイクはほとんど回転方向あると思います。

矢印の方向に回転するようにホイールの向きを合わせます。

なのでこんな風に実際に自分でホイールと並べて確認してみてくださいね!

イゼ

自分では色々考えて確認したつもりでも、いつの間にか逆に組んでしまう場合もありますので・・

そうしたらもう一度組みなおすしかありませんので、泣きながら頑張ってください(

ビードにビードワックスを塗っていきます。

外側ぐらい手力でなんとか入るかな?

とか思ってやってみたら

無理だった(

下が固定できないので力が逃げてしまう・・・

なのでさっき外した逆をやっていきます。

入りました!

さあ、このビードがはまりさえすればあともう少し!

ちょっとてこずりましたがなんとかいけました!

最後にリムプロテクターを取ったら・・・

無事はまりました!

達成感すごいですww

ちなみにタイヤにあるこの黄色いマーク。

これはバルブの位置を示していますので、このマークとバルブの位置を合わせます。

こんな感じですね!

組んだ後にタイヤだけ回転させてもいけますが、組む時にある程度バルブに黄色マークを近づけてから組んだ方が修正が少なくて済みます。

手組みの一番の難関?自宅でビードを上げられるのか!

タイヤを組んだ状態の時、ビードはホイール中心に落ちています。

このままでは空気を入れても隙間から全て抜けてしまいますのでビードを上げなければなりません。

プロの方たちはコンプレッサーの高圧な空気で一気に空気を満たさせてビードを上げますが、あいにく我が家には高圧なコンプレッサーなぞ無い。

Youtubeなどでは可燃性ガスに引火させてビードを上げる等の動画がたくさんありますが、家族がいるので危ないことをして怪我をしたくない・・・。

ガソリンスタンドでエアを借りればいいんだけど、めんどくさいし前後で考えると2回行かなくてはならない・・・!!

ということで私がとった手段はこちら。

みんな大好き(?)最近の車に標準装備の車載コンプレッサー!!

以前空気を入れる記事でも紹介しましたねw

こちらで入れてみて、ダメなようならまた考えようということで挑戦。

まずは新品バルブからバルブコアを外し、空気を入りやすいようにします。

取れました!

そしたらコンプレッサーからのホースを繋ぎます。

スイッチON!!!

・・・何事もなく上がった(

空気を逃げないようにすればいいので、自分の体重を使えばいけますよ!

こんな感じにビードが上がると「パァン!」という気持ちの良い音がしますのでよくわかります。

イゼ

両側あるので2回音が鳴ります。

ビードが上がったらある程度空気を入れ、あらかじめバルブコアドライバーにバルブコアをセットしておき、コンプレッサーのホースを外した瞬間にねじ込みます。

バルブコアをはめるまでの一瞬で空気が結構抜けますので、空気圧を測ってもう一度コンプレッサーを繋ぎます。

最後にエアを調整して

完成!!

初めてやると結構な達成感ですww

イゼ

三本のタイヤレバーをあれこれ考えながら&体をフルに使って組んでみると楽しいよ!

ひざとか使って色々押さえざるを得ない状況に必然的になってたねw

はち


こんな感じにやってはいますが・・・

イゼ

結構簡単そうにみえますが、タイヤ交換自体初めてやるとなると結構苦労しますというか泣きたくなる可能性もあります(
自信が無い方は素直に専門家に頼もうね!正直タイヤレバーとか買ってる時点で工賃とか色々考えるとアレなのでww

はち

ちなみにタイヤチェンジャーでやるとビード落とすのは遅くても10秒、タイヤ組み換え完了まで1本5分ぐらいです(

ちなみに今回タイヤの組換えだけだと30分~45分ぐらい・・・。

ダイエット・・・と思うようにしよう(

挑戦したい方はやってみるのもいいかもしれませんねw

イゼの一言まとめ

写真撮るのが一番しんどい(

この気持ちわかってwwww

それでは次回はタイヤを組んでいくのでもうちょいお待ちを!

それではまた!