皆様、エンジンは好きですか?私は大好きです(ウフフ
なぜかというと、エンジンがあることで鉄の塊が動いちゃうんですよ!!しかも狂おしい音を立てながら!!(興奮
無機物なのに生き物のように動く。これはすごいことです・・・!
というわけで、皆さんの身近に常にあるであろうエンジン。
一番馴染み深いのは車やバイクですが、でもそれってどういう原理で動いているか知っていますか?
今回は難しいことは抜きにして、誰にでも理解できるようにエンジンの内部を説明していきます!
そもそもエンジンって何?
ぶっちゃけ人間の心臓って思ってもらえれば。(厳密に言えば役目が若干違うが)
人間は心臓が止まってしまうと死んでしまいます。バイクや車も一緒で、エンジンが止まってしまうとバイクは動かなくなってしまいますので、一番重要な部分ですね!
ただ、人間も心臓が動いているだけでは起き上がったり走ったりできないので、他にも色々と必要な部分が出てきます。
全体図をざっくりと
こちらが全体図です。私の手書きだと画伯になるのでマウスで描きました。
凄まじく不自然ですが、感じだけでも分かってもらえれば。
エンジンと呼ばれているもの
洗車前の汚い画像ですが、写真中央の四角い物体がエンジンです。
こちらの部分がシリンダーがある部分で、シリンダーの中にピストンが入ってます。
※シリンダーとは英語で「円筒」という意味で、トイレットペーパーの芯を想像してもらえればw
この中にはクランクシャフト!
この奥にプラグがねじ込まれております。
ここまで書いて気付いた方もいるかもしれませんが、グロムやカブのエンジンは、先ほどの私の画伯の絵のように縦ではなく、横に寝せてあるエンジンです。
横でも縦でも基本は変わらないので気にしなくて大丈夫!
大体こんな感じかーってのは分かったでしょうか?そしたら次いきましょう!
エンジンの仕組み
そもそも、車やバイクが動く為には燃料が必要となり、大体の車種ではガソリンを使っています。
ご存知のとおりガソリンは燃えますので、それを利用してエンジンを動かしているわけですが、ただ燃やすだけじゃ車が炎上して終了してしまう(
そのために、勢いよく爆発させたらすごい力が得られるんじゃ?ってことを昔の偉い人は考えました。
物が燃えるためには、最低限燃える物と空気が必要になります。なので、ガソリンと空気を混ぜてエンジンの中に送ろう!しかも一番燃えやすい比率で混ぜて入れてあげればすごいはず!(参考までに、空気14.7:ガソリン1が理想の比率です)
だけどこれでもまだ勢いよく燃えるだけなので、どうしたかというと・・・
ガソリンと空気の混合気を圧縮することに!!
昔理科の実験でやった、プラスチック注射器の先っちょを押さえて空気を潰す実験を覚えていますか?
あれと同じように、ピストンで空気を限界まで潰して圧力を高めよう!
(ピストンが注射器の押す部分でシリンダーが注射器の容器)
良い具合まで圧縮したら、そこにほんの少しの火花をプラグ(火花を飛ばす部品。火打石を想像すればOK)で飛ばしてあげると・・・
大 爆 発 !!(アヒャハy
その勢いでピストンは下に勢いよく下降!で、ピストンの足の先っちょにくっついているクランクシャフトという部分がぐるっと回転!
そしてクランクシャフトの先っちょが繋がっているのが、チェーン→タイヤ!!!
まさにこの瞬間に、爆発の縦運動を回転運動に変え、車体を進ませてしまうという超すごいことが起こったというわけです・・・(感涙
この一連の行程、
- 混合気を吸入して!
- その混合気をピストンで圧縮して!
- 爆発!!
- そして燃えた煙を排気!!
これら4つの行程を経てエンジンが動いているのですが、この行程が4つあることから、どこかで聞いたことあるかもしれない
4サイクルエンジン
という名前がついたんですね!
ちなみに4ストという名前もどこかで聞いたことがあるかな?
4ストは4ストロークエンジンの略で、前述の4サイクルの行程を終えるまでにピストンが4回上下する(ストローク)ということで、4ストって呼ばれています!
イゼの一言まとめ
昔の人ってすごい
よくこんな事思いつくよな・・・
なんとかと天才は紙一重といいますからね!
ん?私?もちろんなんとかの方です(
それではまた!!