久々にツーリングに行きたいイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。
イゼ
はち
というわけで近々行ってきます(
さて本日はブレーキ液について!
ブレーキフルードとも言いますが、同じ意味なので呼び方はどちらでも大丈夫です。
意外と盲点!ブレーキ液が放置されているバイクが多い?
マスターシリンダーのリザーバータンク(ブレーキ液を入れておく容器)を見ると、ブレーキ液が黄色いバイクを結構見かけます。
イゼ
はち
はち
イゼ
5年放置しておりました(
いやまあ正確に言えば私の手元に来てからは2年ぐらいですが、それでもスルーしてきたことは事実。
・・・というわけで交換していきます!!(握り拳
ブレーキ液交換の準備をしていくよ!
通常ハンドルは左を向いているこの状態になっていますが、
リザーブタンクの液を水平に近い状態にするために、右に全開にハンドルを切ります。
その後にフロントキャリパーを観察!
ここにゴムのカバーが掛かっている部分がありますが、これがブレーキ液の排出口であるブリーダープラグと言います。
はち
ゴムを外すと穴が開いているのが分かりますね!
ここからブレーキ液が出てくるわけですが、このままだとキャリパーがブレーキ液だらけになるし、他の理由からも宜しくないので秘密兵器投入!
ホームセンター等で手軽に買えるシリコンホースです!
はち
イゼ
こちらホームセンターで手軽に買えるシリコンホースです!!!(
イゼ
はち
内径4mm前後ぐらいで良いと思います。
1mで248円だったので50㎝で124円なのでお買い得ですね!
8mmのメガネレンチを使います。
ブリーダープラグにメガネレンチを掛けます。
この後ホースを装着するとメガネレンチの掛けなおしが出来なくなるので、緩める方向にある程度スペースに余裕のある状態で掛けよう!
、
掛けたら先ほどのありがたいシリコンホースを装着!
差し込むのにちょっと手間取るぐらいのサイズが密着して良い感じです。
装着完了!
ホースの接続が完了したら次はホースの反対側!
ホースの中身を通じてブレーキ液が流れてくるので、ホースの最後に受け皿を設置。
ペットボトルとかで全然OKです。
ただ、何も入っていないペットボトルは軽くて倒れすいので適当に固定してください。
イゼ
下側の準備が完了したら次は上側の準備!
これからリザーバータンクを開けていくのですが、開ける前に液が垂れても大丈夫なようにウェス等で塗装面をガードしておきます。
リザーバータンクのネジを緩めていきます。
ネジが外れたらカバーを外します。
プラスチックの板のような部品が見えました。
これも外していきます。
外しにくい場合は薄いマイナスドライバー等で頑張ってください(
外れました!!
裏側に薄いぷにぷにしたゴムのような部品が付いてますね。
この部品はダイヤフラムといって車やバイクの色々な部品に使われている重要な部品なので、破いたりしないようにしてください。
はち
イゼ
はち
ブレーキ液と遂にご対面・・・!
イゼ
はち
いよいよブレーキ液を入れ替えしていくよ!
はち
イゼ
ホームセンターでブレーキ液を買ってきました。
グロムはDOT4なので指定通りのDOT4を。
純正じゃないけどよっぽどな使い方しなければホムセンとかの物で全然大丈夫!
それよりも高いブレーキ液買っても交換さぼったりしているとそっちのがダメだしね!
イゼ
全てのセッティングが完了!
まずはこの状態でブリーダープラグを緩めます。
緩めました。
緩める時は30度~45度ぐらい回せば充分です。
ブリーダープラグを緩めた状態でブレーキレバーを握ります。
セイッ
この時にブレーキが抵抗なく最後まで握れるようならばきちんとブリーダープラグが緩んでいますが、手ごたえがあってブレーキが途中で止まってしまうようならもうちょっと緩めてみてください。
ブレーキ液が出てきてホースの中を通過しているのがわかりますか?
こうやってブレーキ液が排出されていくので、何度かブレーキを握っていくことを繰り返していきます。
ブレーキ液を抜く上で激しく注意点!
どんどん抜けて行くから楽しいーー!なんて調子に乗ってブレーキを握りまくっていると、恐ろしい速さでリザーバータンク内のブレーキ液が無くなっていきます。
この写真のリザーバータンク内の小さい穴からブレーキ液が吸い込まれて外に出て行ってるわけですが、ブレーキ液がどんどん排出されてこの穴が空気中に露出してしまうと完全にアウトです。
イゼ
なのでブレーキ液が減ってきたら余裕をもって液を補充してください。
写真ぐらいまで減らすのはやめといた方が良いです(
補充したらまたブレーキレバーを握って古いブレーキ液を出す。
この作業を繰り返して、ブレーキ液が綺麗になるまでやっていきます。
古いブレーキ液が排出されてリザーバータンクの中のブレーキ液も綺麗に入れ替わったらブリーダープラグを締めます。
イゼ
ブリーダープラグを締めたらエア抜き!
ちょっと話が戻りますが、ありがたいシリコンホース。
こちらを選んだ理由ですが、透明なので液の色が見やすい&エアが混入するとすぐ分かるという理由で透明なホースの方が都合が良いのです!
はち
イゼ
作業自体でリザーバータンクのブレーキ液を切らさない限りエアが混入することは考えにくいので、エア抜きはしなくても大丈夫でしょうけど、念のためエア抜きをしてみましょう!
ブリーダープラグを締めたらブレーキレバーを5~6回ぐらいガッシュガッシュ握ります。
規定回数握ったら、そのままブレーキレバーを握りっぱなしにしたまま
ブリーダープラグを緩めます。
緩めた瞬間にブレーキレバーが全開まで握りこめるようになり、それとともにブレーキ液が排出されます。
そしてすぐにブリーダープラグをまた締めます。
イゼ
はち
イゼ
もしエアが入ってなくても3~4回繰り返しやると安心です。
ただ、何回やってもエアが出続ける場合も結構あり、その時の原因の一つとしてブリーダープラグの緩めすぎがあります。
ブリーダープラグを緩めすぎるとほんの少しだけネジとネジ山の間に隙間が出来てネジがぐらぐらするので、その隙間からエアが入ってくるよ!
なので何回やってもエアが出てくる場合はブリーダープラグを締め気味にしてやってみましょう。
それでも出てくる場合もあるので、その時は一旦締めてブレーキを何回か握ってみて、きちんとした手ごたえならほぼ大丈夫なのでそこまで心配しなくても大丈夫です。
イゼ
はち
エア抜きが終わったら最後の仕上げ!
エア抜きを納得いくまでやったらホースをつまんで外します。
ソイヤッ
外したら真上にホースを上げ、ホース内のブレーキ液を抜きましょう。
先っちょをペットボトルの口に入れると飛び散らなくて良いですね!
その後にブレーキ液が掛かったであろう場所に水を掛けます。
はち
イゼ
流した後にゴムの蓋を取り付けたら下側は完成!
上側のリザーバータンクを閉めるよ!
エア抜きで減ったリザーバータンク内のブレーキ液を補充します。
下限以上の量があれば問題ないので、あまり入れすぎないようにしましょう。
いっぱいまで入れると蓋とダイヤフラムを入れる際にこぼれるので、70%ぐらいでいいかと思います。
すごく・・・透明です・・・
ダイヤフラム付きの蓋を入れて
蓋を閉めます。
ネジを締めて・・・
水を流してブレーキ液を洗い流して完了!
はち
イゼ
はち
※手近なところに容器が無かったのでパーツクリーナーのキャップで水を流していますが、本来はもっといっぱい水掛けて流してください(
最後にもう一度ブレーキを握ってみて、特に問題が無ければ完成です!
イゼ
ちょっと長くなりすぎちゃったので、リア編は次の記事に書きます!
イゼの一言まとめ
ブログを大義名分に自分のメンテをやってる気がする(
ま、まあこれ見て役に立つ人が少しでもいればOKかと。多分。
それではまた!