考えているようで何も考えていない頭の悪いイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。
今回は暗い記事な上に自分語りなので読みたくない方は回れ右でブラウザ閉じてくださいね!
久しぶりに精神不安定に
ここ最近なかったのですが、本日色々な事があり、過去の記憶がよみがえり精神不安定になり、たとえようの無い凄まじい不安でヤられそうになりました。
以前はこの言いようの無い凄まじい不安が毎日続いていましたので、だいぶ体調が良くなってきたかなと思ってたら未だ根強く残っているようです。
皆さんには心的外傷(トラウマ)という物はありますでしょうか。
誰しもが大なり小なりあると思いますし、もちろん私もあります。
例えば子供の頃犬に噛まれたから犬が怖いだとか、そういったものであれば犬に近づかなければ良い話なのでそこまで問題にはならないのですが、そういったものでない場合のトラウマは厄介です。
私の場合はいじめでした。
いじめの対象になった経緯
いじめの原因なんて、本当になんの事はない小さい事なんですよ。
私は高校1年の時に、国語の授業で辞書を使うので用意して待っていたら、隣の席のクラスの有力者におふざけで辞書で頭を殴られました。
痛かったというよりは頭にきて、そいつに文句を言ってその日はずっと無視していたのですが、次の日学校に来たらその瞬間からクラス全員が無視(笑)
その有力者がクラスにあることないこと広めたのでしょう。
その後もほんの少しだけ残った中学からの友達と話していると、横からこれ見よがしにイゼといると汚いだとか頭がおかしくなるだとかそんな事を大声で言われ続け、最後の友達もいなくなりました。
それからずっとぼっちな日々が始まりました。
ぼっちで辛いこと
そりゃ何より授業でグループを組む時ですねw
よく漫画にそういう場面が描かれていますが、あれはホントにあんな感じです。
それまでもぼろくそ言われているし、グループを組む人もすごく嫌な顔をして嫌々組んでいたので、段々と自分には生きている価値が無いんだと思ってきます。
中には同情で組んでくれる人もいましたが、はっきり言ってむなしいだけですw
情けを掛けられているだけなので、悲しくてむなしくて仕方なかったですね。
辛い言葉
私は高校1年の時にはそこそこガタイが良かったほうなので、暴力とかはされませんでした。
が、その分言葉での暴力が辛かった。
クラスの端っこでこっちを見てのひそひそ話、女子の一部からは私が机に突っ伏して寝ている時に気持ち悪い、汚いやら汚物だとか伝染るだとかそういった人格&存在否定。
体育でボールを使うと野次、着替えると野次、歩くと野次、座ると野次。
よくもまあそこまで思いつくもんだとw
いじめられていてもなぜか休まなかった学校
他にも色々な事がいくらでもあったけど、それでも学校へは休まず来ていた。
恐らく親に感づかれたくなかったんだろう。
でも、小さいながら、SOSは出してた。
でも、気付いてはもらえなかった。
親とはもう縁を切ったけど、切る前に大喧嘩した時に当時のことを聞いてみたが、全くそんなことを感じなかったらしいw
楽しい学生生活を送っている何不自由のない学生って親から思われてたんでしょうねw
隣のクラスの中学からの友達と話していても、横からその原因のヤツがやってきて関係をぶち壊す。
学校では完全に孤立した。
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こういう状況だったけど自殺しなかった理由
当時いじめられる直前にバイトを始めていたのだが、いじめられている最中もバイトは続けていた。気が紛れたし、何より大人がいた。
その時に、同じお店の中の違う部門で働く、別の高校に通っているヤンキーな先輩に話しかけられ仲良くなっていった。
交友関係はその先輩を中心に拡がり、夜遊び、バイク、まあ色々やった。
類は友を呼ぶじゃないが、そういった先輩の友達にはイジメとかそういう匂いが一切なく居心地が良かった。
そういった逃げ場があったから私は今生きているのだと思う。
そうでなかったら何度そういうことを考えたことか。
そこでできた友達とは、数は減ってしまったが未だに付き合いがある。
唯一親友と本当に言える友達だ。向こうがどう思ってるかは知らないがw
ちなみにバイト先で最初に声を掛けてくれた先輩は、その後5年ぐらいは付き合いがあったのだが突如私のストーカーとなり、メールを一日に何十通と送ってきて、返事をしないと「なんで返事返してくれないんだ!」と激高した。なので、考えた挙句、あの時の恩があったのだが縁を切ることにした。
2年になりクラス替えがあり、そこで一番の絶望が待っていた
夕方から夜はバイトとバイク、昼は学校でほぼ寝るという毎日が続き、いつしか私は2年になっていた。
私の学校では在学中一度だけクラス替えがあったのだが、それが1年から2年に上がるときだった。
当時私がいじめられていたことは他のクラスでも周知の事実となり、私自身クラスが変わっても何も変わらないと思って諦めていた。
そして新学期、いじめの中心人物だったヤツは別クラスになった。
心の中でようやくアイツが違うクラスにいったか・・・と思っていたのだが、そこで奇妙なことが起きた。
なんとそれまで無視していたやつらが突然私に話しかけてきた。
(は・・・?)
と思ったし、意味がわからなかった。
今まで見放してきて助けてくれたなったやつらがなんで主犯格がいなくなると話しかけてくるわけ?俺に話しかけたら自分も標的になるから話しかけなかったんだろ?
だったらそれを貫けよ。
今までの俺の扱いをみてきただろうに。アイツがいなくなったからって話しかけてくるなよ。
これが一番絶望した。
ここで
「所詮人間はこんなもの」
という事を理解した。
自分では分からない、内部で進んでいく心の破壊
所詮人間はと思いつつ、思ってしまったことがある。
嬉しい。と。
今まで地獄のような学校生活がもしかしたら普通になるかもしれない・・・!
という淡い期待を持ってしまった。
一ヶ月ぐらいでクラス全員が話しかけてくれて、何事もなかったかのように落ち着いた。
そこで自分に無意識の変化が出た。
全ての人間に対して、「さん」という敬称をつけて話していた。
それは同級生はもちろん、年下も対象だった。
奇跡的に戻ってきた偽りのクラスメイト。それを手放したくなかったんだろう。
無意識に、必死で交友関係を取り戻したかったんだろう。
何をされても嫌がらず、何をされても笑顔でいて、自分がやれば相手は感謝してくれるという壊れた友達関係を作っていった。
そうなると、イジメ前にそこまで目立たなかったやつがなぜか突然のさばってきた。
笑いながら俺の教科書を投げたり、ゴミ箱に捨てたり踏みつけたり。
携帯を盗られて隠され、突然授業中に鳴らされ俺のせいにされ携帯を没収されたり。
結局、カタチが変わっただけで何も変わってはいなかった。
それでも私は言う事を壊れた笑顔で聞き続けた。
もう二度と居場所を失うという思いをしたくなかった。
高校を卒業した後に起こったこと
そのままなんとか高校を卒業したのだが、そこでおかしな事が私の身体に起こっていた。
突然身体が震えだし、とてつもない不安に襲われ過呼吸気味になり、その場にいられなくなる。
周りにいた親友たちに本気で心配されるぐらいの発作が何度となく起きた。
また、一人で外を歩けなくなり(自転車なら平気)、自分の顔をマスクで隠す頻度が極端に増え、一人で外食にいけなくなった。
一人で外食に行こうとすると、実際に聞こえない声が頭の中に聞こえてきて私を苦しめた。
「なんでお前ごときが外食に来てるの?」
「うちに帰って残飯でも食ってろ」
「お前ごときがここに来て恥ずかしくないの?」
などなどの言葉が私の頭の中に入ってきた。決まって、お店のドアを開けた瞬間にお客の全ての目線がこちらをゴミをみるかのような目で見ているという幻覚付きだ。
そのときの私は完全に頭がイかれていた。
だが自分では精神病という事がわからなかったのか認めたくなかったのか分からないが、医者には一切行こうとしなかった。
俺ごときがこんな症状で行っても笑われて馬鹿にされるという気持ちがあった。
それと同時に誰かと一緒でも大型店舗がダメになり、ホームセンターも30分以上いると過呼吸になった。
もはや一人で寄れる場所がコンビニだけになっていた。
自分でなんとかしないとと思って苦しむこと十数年
こんなに不安があるのは自分が弱いからだ、強くなろう。と思い続けて生活してきた。
テレビを見て笑った後に突然どうしようもなく悲しくなり号泣したり、目標を立ててもなかなか達成できなくて失敗して自信を失うことを数え切れない程した。
ああでもないこうでもない、自問自答を限りないほど繰り返し、その間にも人に騙されストレスで血を吐き、職場も変えたりいろいろして、本当に少しずつ少しずつマシになっていった。
色々試している途中で、バイクのツーリングが趣味になったのだが、ツーリング先で美味しい物を食べることもできず、観光名所によることもできず、道の駅にも寄ることもできず苦労した。
そしてようやくある会社で何がきっかけかはわからないけど、外を一人で歩けるようになるまで回復した。
ここまで16年かかった。
だがあくまで回復しただけであって治ってはいなかった。
心の傷は、自分が思っていた以上に、とてつもなく深く底が見えなかった。
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ここまで自分語りをしたが、正直なところ
ぶっちゃけ、私なんて全然たいしたことないレベルですwww
世の中にはこんなの比じゃないレベルの人なんて星の数ほどいるし、別にキズの大きさや不幸を自慢したいわけでもなんでもない。
ただ、残しておきたかっただけ。書きたかっただけ。
イゼの一言まとめ
トラウマって、血が止まらない傷みたいなもの
塞がったと思っても開いてるんだよねw
それではまた!