【スピードセンサー取付け編】大半のグロムユーザーが気になっている「グロム5速化」を実際にやってみた!

 

歳を重ねるごとに、若いころ絶対食べなかったような物が美味しくて仕方がないイゼ(@healpleeease)ですこんにちは。

イゼ

美味しい物の幅が広がるのは良いことだけど、やっぱり歳とったな・・・と実感します
若いころは想像もしなかったよね

はち

さて前回でグロムの5速化自体は終わったのですが、ギアが変わった事であることをしなくてはなりませんので、そちらの取付けについての記事です。

グロムを5速化するとスピードメーターが狂う?

タケガワに限らず他のメーカーの5速化キットを取り付けた場合でも、実際に走った時のスピードと純正メーター上に表示されるスピードと誤差が生じてしまいます。

なんで?

はち

イゼ

純正メーターの速度の検出方法がミッションからだからじゃないかな?

※以下、読まなくても問題ないです

昔のインジェクションタイプではないバイクの場合、ほとんどがスピードメーターから直接ケーブルが出ていてそのままフロントホイールに繋がっており、フロントホイールの回転数を小さいギアとケーブルで機械的にスピードメーターに伝えていました。

この方式ならミッション変えてもタイヤやホイールの外径を変えない限り、スピードメーターは正常な値を表示し続けてくれます。

ですがグロムや最近のインジェクション車の場合は機械的な仕組みではなく、位置的にミッションのカウンタシャフトのどれかのギアの回転数?を電気的にパルスに変換してECUに送っていると思われます。

ですので、ミッション自体を純正と違うのものに交換してしまうと、本来のミッションとは違う速度がメーターに表示されてしまいますので、純正とは違う場所から車速を拾ってくる機構が必要となります!

それがこちらのスピードセンサーキット!

タケガワの5速化をしたのでタケガワのスピードセンサーキットです。



それでは開けていきます!

セット内容は こんな感じ。

説明書を見ながら作業をしていきます。

イゼ

なになに?まずは左シュラウドを外す・・・
・・・エンジン組む時点で取り付けとけばよかったね

はち

イゼ

うん・・・

というのも、素でスピードセンサーを取り付けるのを忘れて、そのまま組んでしまったんです・・・。


というわけでまっさらの状態から取り付けていきます・・・。

まずはシートを外し、左シュラウドを外します。

まず取り付けるのがこちら。

この中の白い配線を、車体側の車速センサーに割り込ませます。

このゴムカバーで覆われた中にありますので、ゴムカバーをずらして配線を出します。

説明書指定の白/赤の配線を引っこ抜き、新たな白い配線を挿します。

今度はシート内にある、5速化の最後の手順であるECUリセットを行ったコネクタを開けます。

車体側の赤いコネクタに、タケガワの白いコネクタを装着しますが、その前に配線を車体の中を通して目立たないようにします。

配線処理に関してはセンスがだいぶ影響しますが、私はセンス全くありません(

ある程度配線を引っ張ってきたら、今度はスピードセンサー自体をざっくり配置していきます。

スピードセンサーを実際に這わせてみます

こちらが車速を拾うセンサーです。

リアホイール右側に取り付けますので、シートの中からスイングアームを経て、キャリパー付近にセンサーを持ってきます。

こんな感じで配線を這わせます。

ある程度配線の位置が決まったら

SMD(スピードメータードライブユニット)の準備をします。

SMDに配線を繋いでいくのですが、配線がなるべく目立たないようにセットしていきます。

こんなもんでいいかな・・・。

とりあえずざっくり決めたら次の作業に移ります。

スピードセンサーホルダーを取り付けます

スピードセンサーを取り付けるための土台を取り付けるために、タイヤを外す必要があります。

外れました!

説明書を見るとどうやらリアキャリパーブラケットに取り付けるようです。

この部分ですね!

こちらのホルダーをはめるのですが、いかんせい微笑みの国で制作されたためにあまり精度が出ておらず、ハマるかハマらないかは個体差がある模様で・・・。

もしハマらなければ加工をすれば入るようになるのですが、私のグロムですもん、無加工で余裕なはずです。

イゼ

・・・

全く入らぬ(涙目

ホルダーが入るまで・・・とにかく削る!

この外径がいけないんだ・・・!

というわけでホームセンターで板ヤスリを購入。

ホームセンターに中目しかなかったのですが、粗目のが方が間違いなく良いと思います・・・(


 

このぐらいやれば入るかな~なんて思っていましたが、私の認識が完全にゲロ甘でした(

削って!

削って!!

入らん!!!(

くっ・・・。

微笑みの国を甘く見ていた・・・!

更に!

激しく!!

でもやりすぎ禁物!!

ハイッタアアアァッァァァ!!!!!!

ひたすら削り続けること30分以上。

腕より足が痛い。

スイングアームに紙ウェス挟んで養生してたんですが、途中でエキサイトしてウェスが外れキャリパーがぶつかり傷が。まあいいや(

タイヤを戻してセンサーを取り付けます!

タイヤを戻しました!地味に苦労しました(

チェーン調整も忘れずに!

そしたらスピードセンサーを

装着!

こういったセンサーは磁力を使ったセンサーが多く、金属が近づいてくると磁界やらなんやらが発生し、それを信号としてECUに送るというか詳しいことはアレなので、気になる方は調べてください(

このセンサーの場合はブレーキローターを留めているボルトから検出するようですので、きちんと信号を検出させるためにセンサーとボルトの間の調整をします。

説明書によるとボルトとセンサーの隙間を4mm(±2mm)の範囲にします。

そしたらSMDのなかのダイヤルを細いマイナスで規定値に回します。

タイヤやホイールサイズを変更していない純正の状態であれば「8」にします。

これが終わったらイグニッションをオンにしてタイヤを回転させ、スピードメーターが1km/h以上を計測すればOK。

が。

0km/hのまま動かず(嗚咽

なんだチクショウ全然動かねぇじゃねえかと思いつつ、ちょっとセンサーをボルトに近付けてみると・・・

いけた!!

位置が決まったら付属の六角レンチを使ってイモネジにネジロック材を塗って固定します。



ねじねじ。

イモネジは2つ付属していますので、1つはこのセンサー部。

もう1つはスピードセンサーホルダーを固定するためのイモネジです。

イモネジで固定したら余ってだるだるになっているケーブルをすっきりさせましょう!

タイラップが付属しているのでそれを使って思うがままに固定していきます。

なんとなくSMDの保護ビニールを外し

付属の防水キャップ?を付けて

SMDの裏側にこれまた付属のマジックテープをつけて適当に場所決めをしたら

完成!

恐らくもう二度と設定することはないので、もっと端っこにおしやればよかったと思いましたがめんどくさくてとりあえずこの位置に(

時間があったら場所変えます・・・。

イゼの一言まとめ

体感出来ない(当たり前

まあ・・・正しい値が表示されてるんでしょう(

5速化シリーズも終盤に近付いてきましたが、もうちょっと続きます!

それではまた!